dancept1の備忘録

答弁権のエソロジー

マイノリティ

国連専門家、投獄されたチベット人マイノリティ人権擁護者に対する告訴を取り下げるよう中国に強く促す

文書番号:(なし) ノート: 国連人権高等弁務官事務所ホームページ「プレスリリース」(英語)より。 (ヒューマン・ライツ・ウォッチ/2020年5月14日) 「中国:チベットの犯罪防止キャンペーン、反対意見を沈黙させる」 関連エントリ 掲載URL:https://w…

第43回人権理事会:マイノリティ問題に関する特別報告者との双方向対話を開催/マイノリティ問題に関するフォーラム、社会フォーラム、特別手続マンデート保持者による、および人権[侵害]防止への理事会の貢献に関する報告書を聞く/理事会の注意を要する人権状況に関する一般討論(答弁権)

文書番号:HRC20.030E ノート: 昼の会合答弁権による発言続き(理事会の注意を要する人権状況に関する一般討論)。北朝鮮と日本が二度目の権利を行使し、いつものやり取りを続ける(関連エントリ参照 2020-03-11 および 2020-02-26 参照)。 日本政府も相変…

第43回人権理事会:理事会の注意を要する人権状況に関する一般討論を終結

文書番号:HRC20.029E ノート: 理事会の注意を要する人権状況に関する一般討論での声明に対する答弁権の行使。日本と北朝鮮が下記2月26日と同じやり取りの繰り返し。 日本は理事会や第三委員会で繰り返している「輝かしい未来(bright future)」にも言及。…

第43回人権理事会:ミャンマーにおける人権状況に関する双方向対話を開催し、シリアにおける人権状況に関する双方向対話を終結/人権高等弁務官、北朝鮮およびベネズエラに関する口頭報告を発表、理事会の注意を要する人権状況に関する一般討論を開始

文書番号:HRC20.027E ノート: ミャンマーにおける人権状況に関する特別報告者との双方向対話で韓国、北朝鮮、中国が発言。ヒューマンライツ・ナウが意見書を提出。 A/HRC/43/NGO/142「ミャンマー政府はICJ[国際司法裁判所]の命令に従い、ミャンマー政府…

第43回人権理事会:児童の売買と性的搾取に関する特別報告者との双方向対話を開催/障害者の権利および宗教または信仰の自由に関する特別報告者との双方向対話を終結

文書番号:HRC20.017E ノート: 障害者の権利に関する特別報告者との双方向対話で中国人権研究会(CSHRS)が発言(本セッション三回目)。 宗教または信仰の自由の権利に関する特別報告者との双方向対話で NGO がウイグル問題に言及した模様。午後の会合の答…

第43回人権理事会:ハイレベル・セグメントを終結、一般セグメントを開催/ハイレベル・セグメントに対する答弁権による応答(北朝鮮、韓国、日本による慰安婦問題などへの言及)

文書番号:HRC20.009E ノート: 今セッションはプレスリリース復活したが(関連エントリ 2020-02-24 参照)、この日に設けられた答弁権による声明は発言国名のみの採録となった。二度目の答弁権も行使して南・北・日三つ巴となっているのだがいつもの調子、…

第43回人権理事会:ハイレベル・セグメントを継続し20名の高官による演説を聞く

文書番号:HRC20.008E ノート: 日本から尾身朝子外務政務官がブルーリボンバッジを付けて演説。拉致問題に言及し、前日慰安婦問題について発言した韓国に反論。今年は韓国が「日本への直接的な批判を控え」(共同/2月25日)たのを受け、日本側はいつもの「…

中国、ウイグル人学者タシポラット・ティップの所在開示を強く促される

文書番号:(なし) ノート: 国連人権高等弁務官事務所ホームページ「プレスリリース」(英語)より。 ティップ博士は東京理科大学に留学し博士号を取得したとの由。 ニューズウィーク(2019年10月1日) 上掲記事リンク先(エコノミスト/2019年7月9日) 「…

第74回総会第三委員会:特定の国の標的化に対する抗議のなか、イラン、ミャンマー、シリアにおける状況に関する5草案決議を承認(北朝鮮決議——日本 vs 北朝鮮 4th ラウンド)

文書番号:GA/SHC/4282 ノート: 決議採択三日目は毎度非難合戦となる国別決議を採択。各国の投票先およびドキュメントのリンク先は下記掲載国連総会ホームページ参照。 フィンランド( EU 代表)提出の北朝鮮人権状況 L.26 は15年連続15回目、昨年同様投票…

第74回総会第三委員会:人権理事会のテキストを除外するよう求めるなか、ナチズム美化、強制失踪との戦いに関する6決議草案を承認

文書番号:GA/SHC/4281 ノート: 決議採択二日目。下記二本を除く先住民、強制失踪など四本がコンセンサスで採択(冒頭の要約は L.62 含む「五つの決議草案」としているが四本の誤りだろう)。各国の投票先およびドキュメントのリンク先は下記掲載国連総会ホ…

第74回総会第三委員会:第三委員会専門家、イラン、ソマリア、パレスチナ自治区における人権を検討するなか、国際規範軽視に対し警告

文書番号:GA/SHC/4273 ノート: 前日の国別報告続き。パレスチナ領に関する双方向対話で北朝鮮、中国が発言(内容未採録) イラン同上で北朝鮮、日本、および中国が発言(中国は内容未採録)。 ミャンマー同上でミャンマーが本国送還プロセス実施のための非…

第74回総会第三委員会:専門家、マイノリティの無国籍化を警告、ミャンマー、北朝鮮における人権に関する調査結果概要

文書番号:GA/SHC/4272 ノート: 北朝鮮に関する双方向対話でキンタナ特別報告者が拉致問題および中国による脱北者の強制送還に言及(報告書 A/74/275 )。日本は拉致問題に言及し、北朝鮮の政策を核開発から福祉へ移すことへのソウル人権高等弁務官事務所の…

第74回総会第三委員会:専門家、第三委員会の代表者が高齢者、障害者の権利を尊重するよう呼びかけるなか、汚名の犠牲者をより良く保護するよう政府に迫る(北朝鮮 vs 日本 3rd ラウンド)

文書番号:GA/SHC/4271 ノート: 翌日、北朝鮮における人権状況に関する双方向対話を欠席する北朝鮮がこちらで声明。前日(18日)の日本の声明に対する答弁権による発言と同内容の繰り返し。韓国に対しても7日の声明と同内容(以上関連エントリ参照)。 答弁…

第74回総会第三委員会:政府が公共サービス提供における「ビッグテック」の役割を重視するなか、適切な生活水準を享受するのに十分な住宅の重要性を専門家、第三委員会に語る(日本 vs 北朝鮮 2nd ラウンド)

文書番号:GA/SHC/4270 ノート: 声明で日本が拉致問題などに言及(冒頭の要約ではイエメンへの言及のみの採録 *1 )。 同じく声明で、アメリカがこの日もウイグル、ならびに香港に言及。 答弁権による発言ではキューバと中国がアメリカに、トルコとキプロス…

第74回総会第三委員会:強制失踪、反ユダヤ主義行為、移住者の海上死、専門家が人権条約を支えることを第三委員会代表者に迫る

文書番号:GA/SHC/4269 ノート: 強制失踪で日本が発言。ここでは北朝鮮による拉致問題には言及しなかった模様 *1 、翌日の「声明」枠で言及する(関連エントリ参照)。 この日もアメリカが、強制失踪、信教の自由でウイグルに言及 *2 、中国が反論。 (外務…

第74回総会第三委員会:平和的集会、難民保護、包囲下の権利擁護者の福利厚生、専門家、高等弁務官が「信用危機」を警告すると第三委員会に語る

文書番号:GA/SHC/4267 ノート: この日もアメリカが人権高等弁務官事務所報告、平和的集会および結社の自由、人権擁護者で中国に言及、中国が反論:「米国の「名指しと辱め」戦術は中国に対するいじめ[bullying]以外の何ものでもない」(なお人権高等弁務…

第74回総会第三委員会:人権の促進に関する討論開く、専門家は政府に条約義務を尊重するよう強く促し、代表者は客観性求める

文書番号:GA/SHC/4266 ノート: この日から「人権の促進と保護に関する討論」を開始。 北朝鮮が事務総長国別報告書( A/74/268 、本文リンク先参照)に反論。 拷問禁止で中国が委員会の一般コメントを牽制。同じく前日の先住民の権利に関する会合(関連エン…

第74回総会第三委員会:国家を通じた正義への完全なアクセス、先住民の権利を維持するために必要な伝統的システム、特別報告者、第三委員会に語る

文書番号:GA/SHC/4265 ノート: 日本がアイヌ政策について発言、あいかわわらず無邪気な(?)。いっぽう中国:「中国には先住民は存在しない」、さすがによく心得ているというべきか。 アメリカが先住民の権利に関する会合で(も)ウイグル問題をとり上げ…

第74回総会第三委員会:青年代表団、第三委員会が社会開発に関する討論を終了するにあたり、有意義な仕事、意思決定への参加求める

文書番号:GA/SHC/4259 ノート: 中国が発言。いつもの8億5,000万人の貧困解放についてなど。後発開発途上国向けの「無条件の債務救済」?? 答弁権を行使して、ロシアと、ウクライナ・ジョージアが非難の応酬(未抽出)。 掲載URL:https://www.un.org/pres…

第42回人権理事会:(37 - 39回会合)技術支援とキャパシティ・ビルディングに関する一般討論/23決議を採択

文書番号:—— ノート: カンボジア、ジョージア、イエメンに関する事務総長ならびに高等弁務官報告に続く、アジェンダ項目10:技術支援とキャパシティ・ビルディングに関する一般討論で日本、中国が発言。 以下決議採択から。結果および提出国、草案リンク先…

第42回人権理事会:(22・23回会合)諮問委員会ならびに報復に関する双方向対話/人権機関とメカニズムに関する一般討論

文書番号:—— ノート: 人権理事会諮問委員会との双方向対話。韓国(新たなデジタル技術の影響)、日本(ハンセン病、新技術による人権問題)、中国(開発権を連呼)が発言。連日の中国人権研究会(CSHRS)、今セッション七度目(前日の中国国連協会と同様の…

第42回人権理事会:(19 - 21回会合)理事会の注意を要する人権状況に関する一般討論/先住民の言語に関するパネルディスカッション

文書番号:—— ノート: 前日のアジェンダ項目4:理事会の注意を要する人権状況に基づく一般討論続きで中国国連協会が香港問題について(19回会合)、中国人権研究会(CSHRS)(今セッション六度目)はウイグル問題について(20回会合)中国政府を代弁。この…

第42回人権理事会:(18回会合)理事会の注意を要する人権状況に関する一般討論(日本 vs 北朝鮮)

文書番号:—— ノート: 注目の(?)アジェンダ項目4:理事会の注意を要する人権状況に基づく一般討論。日本、中国(EU、イギリス、オーストラリアを非難)、韓国、北朝鮮(オーストラリア、イギリス、日本を非難し中国のウイグルでの「テロ対策」に「感謝」…

第42回人権理事会:(14・15回会合)すべての人権の促進と保護に関する一般討論/南スーダン人権委員会ならびにミャンマーにおける人権に関する特別報告者との双方向対話

文書番号:—— ノート: アジェンダ項目3:すべての人権、市民的、政治的、経済的、社会的および文化的権利の促進と保護に基づく一般討論(続き)で北京智誠移住労働者法律援助研究センター、北京青少年法律扶助研究センター、中国人権研究会(CSHRS)(今セ…

第96回人種差別撤廃委員会:日本の報告に対する委員会総括所見へのフォローアップに関する締約国報告

文書番号:CERD/C/JPN/CO/10-11/Add.1 ノート: 日本に対する総括所見(最終見解)CERD/C/JPN/CO/10-11(2018年9月26日/先行未編集版:2018年8月30日発行)へのフォローアップに関する締約国報告 CERD/C/JPN/CO/10-11/Add.1(国連人権高等弁務官事務所2019…

第41回人権理事会:37か国による共同声明書簡、中国によるウイグル政策を支持

「書簡」付属書、各国大使の署名1ページ目(中国国際放送局/2019年7月13日付記事(後述「メディア報道から」掲載リンク先参照)より) 7月10日公開された、22か国による理事会議長および人権高等弁務官宛ての「書簡」に「激怒」した中国、 翌11日の会合で答…

第41回人権理事会:22か国による共同声明書簡、中国によるウイグルの人権侵害停止を要求

アジェンダ項目4(理事会の注意を要する人権状況)ほか今セッションは各国による中国への言及が少ないなという印象だったところ *1 、人権理事会議長、人権高等弁務官宛ての7月8日付け「書簡」が公開され、海外メディアもいっせいに報じている。 「書簡」付…

第41回人権理事会:(35・36回会合)中央アフリカ共和国およびロヒンギャにおける人権状況に関する双方向対話/技術支援とキャパシティ・ビルディングに関する一般討論

文書番号:—— ノート: 中央アフリカ共和国における人権状況に関する特別専門家との双方向対話、ミャンマーのラカイン州におけるマイノリティ、ロヒンギャ・ムスリムおよびその他のマイノリティの人権状況に関する人権高等弁務官による口頭報告に関する双方…

第41回人権理事会:(32回会合)レイシズム、人種差別、外国人嫌悪および関連する不寛容に関する一般討論/スーダン政府および人権高等弁務官事務所による口頭報告に関する双方向対話

文書番号:—— ノート: 前日続きのレイシズムに関する一般討論(続き)において中国が答弁権を行使し、「一部の NGO 」に反論。ヨーロッパ法律司法センター(European Centre for Law and Justice)などが言及した模様 *1 。後述の反差別国際運動も参照。 同…

第41回人権理事会:(31・32回会合)レイシズム、人種差別、外国人嫌悪および関連する不寛容に関する双方向対話ならびに一般討論

文書番号:—— ノート: レイシズム、人種差別、外国人嫌悪および関連する形態の不寛容、ダーバン宣言と行動計画のフォローアップと実施に関する一般討論で中国が発言。 同特別報告者との双方向対話(続き)で反差別国際運動(IMADR)がインドネシアの西パプ…