dancept1の備忘録

答弁権のエソロジー

2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧

第36回人権理事会:33の決議と議長声明採択後、第三十六回セッションを閉会

文書番号:HRC/17/163E ノート: 決議が採決に持ち込まれた際の各国投票先は、同傾向ながら前回セッションほど明確には色分けされなかったようにおもわれる(集計してないが)。 「恣意的な」トピックス 口頭報告におけるカットについて。拉致問題への言及な…

第36回人権理事会:人権理事会、11の決議と議長声明を採択/第三十六回定例セッション終える

文書番号:HRC/17/162E ノート: 抽出方法については関連エントリ 2017-09-28 参照。 ソマリア自ら提出の L.23 、自賛する同国も、一般コメントで語るイギリスも上から目線だがこんなもんだろう。 アメリカが強硬に非難し単独で反対を投じたコンゴに関する決…

第36回人権理事会:ミャンマーならびに国連協力者に対する報復に関するテキストを採択

文書番号:HRC/17/161E ノート: 抽出方法については関連エントリ 2017-09-28 参照。 中国がミャンマー調査団に関する L.31/Rev.1 と、L.26/Rev.1 、韓国が L.26/Rev.1 、L.56 、日本が L.53 、L.56 で発言。L.26/Rev.1 以下については下記参照。 国連協力者…

第36回人権理事会:ブルンジ調査委員会のマンデート延長/シリア、司法行政、死刑問題および良心的兵役拒否を含む五つの決議を採択

文書番号:HRC/17/159E ノート: 抽出方法については関連エントリ 2017-09-28 参照。 死刑問題 L.6 と、シリアの人権状況 L.22 で中国、 L.6 と人権の促進と保護に関する決議(アジェンダ項目3)について日本が発言。 採決に持ち込まれた決議で中国と、日本…

第36回人権理事会:ブルンジにおける人権侵害調査のための専門家チーム派遣/民間軍警備会社に対する規制枠組み策定のための作業部会を設置、公平な国際秩序、強制失踪、真実と賠償、一方的強制措置ならびに有害廃棄物に関するマンデートを延長

文書番号:HRC/17/158E ノート: 決議採択の記述部分はすべて抽出した。観測対象が提案国の決議、採決に持ち込まれたが同じく採択に同意しなかった決議、左記に関係なく否決された決議などは多めに抽出する。 賛成多数で採択された L.1 人権高等弁務官事務所…

第36回人権理事会:技術支援とキャパシティ・ビルディングに関する一般討論/カンボジア、ジョージアおよびイエメンに関する国別報告

文書番号:HRC/17/157E ノート: 「専門家」の意見を仰ぐのも大事だが、リーダーシップの欠如を感じるよね(関連エントリなども参照)。そういえば六月の前回セッションでこんなこともあった。 世界中で「支援」を行なう中国:「技術支援の政治化は、人権の…

第36回人権理事会:スーダンおよび中央アフリカ共和国における人権状況に関する双方向対話

文書番号:HRC/17/155E ノート: 中国が表記両国で、北朝鮮がスーダンで発言。 関連エントリ 掲載URL:https://unog.ch/unog/website/news_media.nsf/(httpNewsByYear_en)/776A46FCD3FDBE42C12581A800612C81?OpenDocument HUMAN RIGHTS COUNCIL HOLDS INTERA…

第36回人権理事会:ソマリアとリビアにおける人権状況に関する双方向対話/中央アフリカ共和国大統領による演説

文書番号:HRC/17/154E ノート: 中国がリビアで発言。 関連エントリ 掲載URL:https://unog.ch/unog/website/news_media.nsf/(httpNewsByYear_en)/3B5BA708AD783183C12581A800570B77?OpenDocument HUMAN RIGHTS COUNCIL HOLDS INTERACTIVE DIALOGUES ON THE…

第36回人権理事会:コンゴ民主共和国に関する拡張双方向対話を終結/カンボジアにおける人権状況

文書番号:HRC/17/153E ノート: 中国がコンゴ、カンボジア、日本がカンボジアで発言。 (日本政府声明)ジュネーブ国際機関日本政府代表部「ステートメント」第36回人権理事会 議題10 カンボジア人権状況特別報告者とのインタラクティブ・ダイアローグ 志野…

第36回人権理事会:ウクライナとコンゴ民主共和国における人権に関する双方向対話

文書番号:HRC/17/152E ノート: ロシアの言い分を抽出してみた。日本の(空を仰いで?)疑問を投げかける式遺憾の意表明は他国でも使われるが、いつもながら味気ない発言。 (日本政府声明)ジュネーブ国際機関日本政府代表部「ステートメント」第36回人権…

第36回人権理事会:レイシズム、人種差別、外国人嫌悪および関連する不寛容に関する一般討論

文書番号:HRC/17/151E ノート: 中国がダーバン宣言と行動計画を賞賛、ネオナチなどにも言及しつつレイシズムの現状を分析。が、国連ウォッチ(ジュネーブ)が、「中国のような自身のメンバーを最初に調査すべき」「理事会で聞かれる偽善のすべてを拒否する…

第36回人権理事会:女性および女児に対する差別の複合的、交差的形態の影響に関するパネルディスカッション

文書番号:HRC/17/149E ノート: 反差別国際運動(IMADR)が、前回第35回セッション(こちら)に続きインドのダリット(Dalit)と部落(Buraku)に言及。当会議要約では「インドにおける(in India)」が両方に掛かっているように読めるが、後者は日本の部落…

第36回人権理事会:ウィーン宣言と行動計画のフォローアップと実施に関する一般討論

文書番号:HRC/17/148E ノート: (宣言における重要項目のようだが)中国はいつもの開発ガー。 と立派なことを述べたのだが缶詰業国際常任委員会が、中国・パキスタン経済回廊プロジェクトを非難する。この団体がなんで人権活動なのかナゾだが、食品衛生に…

第36回人権理事会:パレスチナおよびその他のアラブ被占領地における人権状況に関する一般討論/普遍的定期的審査に関する一般討論を終結

文書番号:HRC/17/147E ノート: 普遍的定期的審査に関する一般討論で、7 NGO を代表して国際ヒューマニスト倫理連合が、中国の法輪功弾圧に言及。パレスチナその他のアラブ被占領地に関する一般討論では、中国、北朝鮮がイスラエルを非難。 関連エントリ 掲…

第36回人権理事会:人権機関とメカニズムに関する一般討論を終結し普遍的定期的審査に関する一般討論を開始

文書番号:HRC/17/146E ノート: 前半の「人権機関とメカニズムに関する一般討論」において、アメリカが中国に言及。中国が言及した事務総長の報告については下記関連エントリ参照。同じく中国が答弁権により反論(「中国は、法の支配を守る国」)した NGO …

第36回人権理事会:オランダと南アフリカの普遍的定期的審査結果を採択

文書番号:HRC/17/145E ノート: 中国が両国の審査結果について発言。ポーランド同様オランダでもロマに言及している(下記関連エントリ参照)。 イギリスに続きオランダ在ジュネーブ国連事務所常駐代表の声明も抽出(同上)。 ※ 議長が勧告の受諾/留意件数…

第36回人権理事会:フィリピン、アルジェリア、ポーランドの普遍的定期的審査結果を採択

文書番号:HRC/17/144E ノート: 中国が、フィリピンとポーランドの審査結果について発言。 下記も参照。 掲載URL: https://unog.ch/unog/website/news_media.nsf/(httpNewsByYear_en)/405BCE88F6AF77F6C12581A300421FB7?OpenDocument HUMAN RIGHTS COUNCIL…

第36回人権理事会:英国、インド、ブラジルの普遍的定期的審査結果を採択

文書番号:HRC/17/142E ノート: 中国が表記三カ国の審査結果について発言。 フィンランド同様、イギリス在ジュネーブ国連事務所常駐代表による声明も抽出。「人権義務を果たすことに全力で取り組」み「国連の設立に重要な役割を果たし」「条約機関の活動を…

第36回人権理事会:モロッコ、インドネシアおよびフィンランドの普遍的定期的審査結果を採択

文書番号:HRC/17/141E ノート: 中国が表記三カ国の、北朝鮮がインドネシアの審査結果について発言。 人権派のお手本、みんな大好き北欧フィンランドの審査結果を採択。来たる11月の普遍的定期的審査作業部会第28回セッションで行われる日本の第三回審査(…

第36回人権理事会:バーレーン、エクアドル、チュニジアの普遍的定期的審査結果を採択

文書番号:HRC/17/140E ノート:エクアドルの審査結果について中国、北朝鮮が発言。 掲載URL:https://unog.ch/unog/website/news_media.nsf/(httpNewsByYear_en)/A2DE69385FF0DB71C12581A200408B70?OpenDocument HUMAN RIGHTS COUNCIL ADOPTS UNIVERSAL PER…

第36回人権理事会:諮問委員会との双方向対話/国連との協力者に対する報復と小農の権利に関する国連宣言草案に関する報告のプレゼンテーション

文書番号:HRC/17/139E ノート: アンドリュー・ギルモア人権担当事務次長補による、国連との協力者に対する報復に関する事務総長報告が中国に言及。この件に関する一般討論における中国の反論については下記関連エントリ参照。 上記報告書 A/HRC/36/31 はリ…

第36回人権理事会:理事会の注意を要する人権状況に関する一般討論を終結

文書番号:HRC/17/137E ノート: 非暴力急進党トランスナショナルとトランスパーティ(本部ローマ)が、中国によるウイグル人学生の処遇について言及。 国際キャリア支援協会から藤木俊一氏が、意見と表現の自由に関する特別報告者デイヴィッド・ケイ氏の報…

第36回人権理事会:先住民の権利に関するパネルディスカッション

文書番号:HRC/17/136E ノート: 第46条で釘を刺す、他はおまけで46条を強調することが目的なのは明らかであろう中国のわかりやすい反応。 (「国連経済社会局 先住民」ホームページ) 「各国語 | 先住民のための国連」 「先住民族の権利に関する国際連合宣…

「日本は安心ですよ」— 国連TV製作の日本への難民呼び込みのための(?)ショートドキュメンタリー

In 2016 only 28 people out of thousands obtained refugee status in Japan => @UN_TV documentary abt efforts of @UNHCR https://t.co/ICNCC6GPP7 pic.twitter.com/PTxSVPyNVR — UN Geneva (@UNGeneva) 2017年9月17日 今年は、「2016年の日本の難民認定…

第36回人権理事会:理事会の注意を要する人権状況に関する一般討論

文書番号:HRC/17/135E ノート: ドイツ、アメリカ、イギリス、エストニア(EU代表)、ルクセンブルクの五か国が中国に言及。中国は、ドイツ、アメリカについては問題を指摘し返し反論。その他に対しては答弁権による発言で、「人権問題の政治化に熱心な一部…

第36回人権理事会:ブルンジに関する調査委員会との双方向対話

文書番号:HRC/17/134E ノート:中国、北朝鮮の、判を押したような主張の要約。 掲載URL:https://unog.ch/unog/website/news_media.nsf/(httpNewsByYear_en)/A3DB618342C5582EC12581A0004CB112?OpenDocument HUMAN RIGHTS COUNCIL HOLDS INTERACTIVE DIALOG…

第36回人権理事会:ミャンマーに関する事実調査団との双方向対話

文書番号:HRC/17/133E ノート: 日本、中国、北朝鮮(非理事国)、韓国が発言。試みに元宗主国イギリスの発言を拾ってみたが、当然ながらしれっとしたものであった。 (朝日新聞 2017年9月19日) ( UN Web TV の映像より)チャプター14:日本/志野光子在…

第36回人権理事会:南スーダンにおける人権状況に関する拡張双方向対話

文書番号:HRC/17/132E ノート: 日本、中国が発言。 ( UN Web TV の映像より)チャプター16:日本/長岡寛介在ジュネーブ政府代表部公使※ "Kunsuke Nagaoka" になっている。チャプター22:中国/ワン・イン(Wang Ying)政府代表 掲載URL:https://unog.ch…

第36回人権理事会:シリアに関する調査委員会との双方向対話

文書番号:HRC/17/131E ノート: 日本、中国、および北朝鮮(非理事国)が発言。 (日本政府声明)ジュネーブ国際機関日本政府代表部「ステートメント」第36回人権理事会 議題4 シリア人権状況独立調査委員会(COI)とのインタラクティブ・ダイアローグ 長岡…

第36回人権理事会:すべての人権の促進と保護に関する一般討論を終結

文書番号:HRC/17/130E ノート: 国際キャリア支援協会より藤木俊一氏が慰安婦問題について発言。会合での発言や声明文の提出は別にして、この会議要約(のしかも数行の文章)自体にどの程度の影響力があるのか定かではないが、発言から北朝鮮への言及がオミ…