dancept1の備忘録

答弁権のエソロジー

第40回人権理事会:ベリーズ、チャド、中国およびマルタの普遍的定期的審査結果を採択


文書番号:HRC/19/42E

ノート:

  • 中国は、昨年11月に行なわれた作業部会で提起された346件の勧告のうち、284件を「受け入れ」、62件を「留意」とした。けっきょく作業部会の審査結果報告草案 A/HRC/WG.6/31/L.3 は11月9日の先行未編集版以降アップされず、「2018年11月23日までに完成する」筈だった審査会でのコメントを採録する第 I 章は「完成」せずに終わった(関連エントリ 2018-11-09 参照)*1

  • 以下カッコ内の番号は作業部会の審査結果報告 A/HRC/40/6 、および被審査国の対応を記載した同補遺 A/HRC/40/6/Add.1(2018年2月15日)が参照している前者のパラグラフ番号(下記掲載の国連人権高等弁務官事務所ホームページへのリンク先参照)。

  • 日本が勧告した自由権規約条約の批准および強制失踪条約の批准はいずれも受け入れず。結果報告補遺によれば、前者(28.6)は準備中だが批准の具体的予定は未定、後者(28.7)は「この条約の普遍性を確かめるには、さらなる観察が必要」と回答した。韓国が行なった四件の勧告の内、大気汚染含む環境への悪影響の削減(28.132)については「受け入れおよび実施中」、北朝鮮による四件はすべて「受け入れ」と回答。以上、下記掲載の関連エントリ 2018-11-09 、および同じくメディア報道の Bitter Winter 3月20日記事も参照のこと。

  • 会合では通常どおり12か国が発言。儀礼的なコメントが多いのも普通だが、オマーン:「中国が国際システムの中で推進した、文化的多様性への尊重のモデルを歓迎した」といった塩梅で、中国の人権弾圧に言及したのはノルウェー(と「国連メカニズムへのアクセスに関する勧告を拒否していたこと」に深い遺憾の意を表したオランダ)のみ。

  • "GONGO"(Government Organized NGO/政府組織非政府組織)こと中国チベット文化保護・発展協会(CAPDTC)*2 始めとする中国(および共同声明にキューバ)の NGO が中国を礼賛。中国計画生育協会が「海外の非政府組織の規制に関する法律」について言及しているが、下記掲載 UN Web TV によれば、登録 NGOアメリカ、香港、日本、韓国およびドイツが上位五か国としている *3 。国際人権サービス(CIVICUS - 市民参加のための世界同盟との共同声明)、ヘルシンキ人権財団、国際人権連盟およびヒューマン・ライツ・ウォッチチベットウイグル問題などに言及。楽玉成(ラー・ユーチョン)中国外交部副部長はヒューマン・ライツ・ウォッチの声明をとり上げ非難。

  • なお、18日には、中国の内閣に相当する国務院の新聞弁公室が「反テロ、過激化排除闘争と人権保障」をめぐる白書」を発表し「締め付け」を「正当化」した。

    下記によると(中国通信社/2008年4月23日)

    国務院新聞弁公室〈報道事務室〉と共産党中央対外宣伝弁公室は一つの機関に二つの看板を掲げ、共産党中央直属機構の序列に入る。

    とのことである。

  • 中国がチャド、マルタ審査で発言。

  • 国連人権高等弁務官事務所ホームページ(英語))

    「 OHCHR | UPR - 中国」(英語

    • 作業部会の結果報告補遺 - A/HRC/40/6/Add.1「普遍的定期的審査に関する作業部会の報告 中国 補遺」先行版(2018年2月15日)(英語(Word))
    • 作業部会の結果報告 - A/HRC/40/6「普遍的定期的審査に関する作業部会の報告 中国」(2017年12月26日)(英語(PDF))

    「 OHCHR | UPR 国別ドキュメンテーション」(英語

  • (国連 UPR 情報ホームページ(英語版))

    「 UPR 中国 - セッション31 / 2018年11月 - 作業部会における審査 - 英語 | UPR 情報」

  • (メディア報道より)

    • 共同通信(2019年3月16日)
    • Bitter Winter

      (2019年3月21日)

      ※ とり上げられている CAP-LC の発言は午後の会合での模様(関連エントリ 2019-03-15 参照)。

      (2019年3月20日

    • AP(2019年3月16日)

      「中国特使、ムスリム拘留センターを「キャンパス」と呼ぶ」

    • 中国網(2019年3月19日)

      ※「米側のいわれなき対中非難」とは13日に公表された国務省の年次国別人権報告書のことだろう *4

    • 中国国際放送局

      (2019年3月17日)

      (2019年3月16日)

  • ( UN Web TV の映像から)
    チャプター01:中国/楽玉成(ラー・ユーチョン/Le Yucheng)外交部副部長
    チャプター17:中国国連協会(共同声明)/チァン・タン(Dan Zhang)氏
    チャプター18:中国計画生育協会/ホン・ピン(Ping Hong)氏
    チャプター19:中国人民対外友好協会/ジーヨンジュン(Yongjun Ji)氏
    チャプター20:国際人権サービス(共同声明)/サラ・ブルックス(Sarah Brooks)氏
    チャプター21:中国扶貧基金/ウー・ポン(Peng Wu)氏
    チャプター22:中国国際交流協会/シュー・ヤブグェン(Yabgwen Shu)氏
    チャプター23:ヘルシンキ人権財団/カイ・ミュラー(Kai Mueller)氏
    チャプター24:中国チベット文化保護・発展協会(CAPDTC)/ルゥ・ムカフ(Mucav Lu)氏
    チャプター25:国際人権連盟/ソニア・タンシク(Sonia Tancic)氏
    チャプター26:ヒューマン・ライツ・ウォッチ/ジョン・フィッシャー(John Fisher)氏(ジュネーブ・ディレクター)
    チャプター27:中国/楽玉成外交部副部長

  • 関連エントリ

掲載URL:
https://www.unog.ch/unog/website/news_media.nsf/(httpNewsByYear_en)/3A2E760ABE35B843C12583BE0043C0E0?OpenDocument


HUMAN RIGHTS COUNCIL ADOPTS THE OUTCOMES OF THE UNIVERSAL PERIODIC REVIEW OF BELIZE, CHAD, CHINA AND MALTA
人権理事会、ベリーズ、チャド、中国およびマルタの普遍的定期的審査結果を採択

15 March 2019
2019年3月15日

The Human Rights Council this morning adopted the Universal Periodic Review outcomes of Belize, Chad, China and Malta.
人権理事会は、今朝、ベリーズ、チャド、中国およびマルタの普遍的定期的審査を採択した。

[…]

The President informed that of the 124 recommendations received, Belize had accepted 100 and noted 24. The Council then adopted the Universal Periodic Review outcome of Belize.
議長は、受けた124の勧告のうち、ベリーズが100を受け入れ、24を留意していたことを報じた。理事会はその後、ベリーズの普遍的定期的審査結果を採択した。

[…]

The President informed that out of 204 recommendations received, Chad had accepted 195 and noted nine. The Council then adopted the Universal Periodic Review outcome of Chad.
議長は、受けた204の勧告のうち、チャドが195を受け入れ、九を留意していたことを報じた。理事会はその後、チャドの普遍的定期的審査結果を採択した。

[…]

The Vice President informed that out of the 346 recommendations received, China had accepted 284 and noted 62. The Council then adopted the Universal Periodic Review outcome of China.
副議長は、受けた346の勧告のうち、中国が284を受け入れ、62を留意していたことを報じた。理事会はその後、中国の普遍的定期的審査結果を採択した。

[…]

The President informed that out of 157 recommendations received, Malta had accepted 122 and noted 27, while additional clarifications were sought on eight. The Council then adopted the Universal Periodic Review outcome of Malta.
議長は、受け取った157の勧告のうち、八に関して追加説明が求められたいっぽう、マルタが122を受け入れ、27を留意していたことを報じた。理事会はその後、マルタの普遍的定期的審査結果を採択した。

The Council will next hold a general debate on the Universal Periodic Review
理事会は次に普遍的定期的審査に関する一般討論を開催する[。]

Consideration of the Outcome of the Universal Periodic Review of Belize
ベリーズの普遍的定期的審査結果の検討

[…]

Consideration of the Outcome of the Universal Periodic Review of Chad
チャドの普遍的定期的審査結果の検討

[…]

China commended the constructive engagement of the Government of Chad in the Universal Periodic Review, and expressed hope that it would continue implementing the 2030 Agenda, and combatting poverty and terrorism in an effort to secure a safe life for its citizens.
中国は、普遍的定期的審査におけるチャド政府の建設的関与を賞賛し、2030年アジェンダ実行を継続し、市民のための安全な生活を確保する取り組みにおいて貧困とテロリズムと戦う希望を表明した。

[…]

Consideration of the Outcome of the Universal Periodic Review of China
中国の普遍的定期的審査結果の検討

LE YUCHENG, Deputy Minister of Foreign Affairs of China, reminded that most countries had recognized China’s progress in the field of human rights, and expressed gratitude to all those who had taken part in China’s third cycle of the Universal Periodic Review. The Deputy Minister reminded that 2019 marked the seventieth anniversary of the founding of the People’s Republic of China. During that time, the country had achieved great economic progress for the world’s largest middle-income population, and had lifted 740 million people out of poverty. In 2020, China would achieve comprehensive poverty reduction. China faithfully upheld the principle of legality and the presumption of innocence, and shared the dividends of its own development with the world. Such achievements would not have been possible without socialism, which was people centred, with development and the rule of law at its core. In November 2018, the Chinese Government had adopted 30 new measures to promote human rights. The Government had revised the Criminal Procedures Law, officially launched Internet Courts, created 13.6 million new jobs, and had held human rights consultations and dialogues with many countries. China was happy to accept all the recommendations that were conducive to national conditions. That was a clear testament of the Government’s willingness to uphold its international human rights commitments.
楽玉成(ラー・ユーチョン)中国外交部副部長は、ほとんどの国々が中国の人権分野における進展を認識していることを想起し、中国の普遍的定期的審査第三サイクルに参加したすべての人々に感謝を表明した。副部長は、2019年が中華人民共和国創立70周年を迎えたことを想起した。その間、同国は世界最大の中所得者層のために大きな経済的進歩を遂げ、7億4000万人を貧困から解放していた。2020年において、中国は包括的な貧困削減を達成する。中国は、罪刑法定主義推定無罪のを忠実に支持し、自身の発展の配当を世界と共有した。そのような達成は、開発と法の支配を核とする、人民中心の社会主義なしには実現できなかった。2018年11月において、中国政府は人権を促進するために30の新しい措置を採択した。政府は刑事訴訟法を改正し、公式にインターネット裁判所を立ち上げ、1,360万の新たな雇用を創出し、ならびに人権に関する協議および多くの国々との対話を開催した。中国は、国の状況に資するすべての勧告を受け入れることを喜んだ。それは、政府の国際的な人権への取り組みを支持する政府の意志の明確な証だった。

The Deputy Minister noted that 62 recommendations were difficult to accept because they were either politically biased, based on inaccurate information, or not in line with national priorities. Such was the recommendation on the abolition of the death penalty. As for the reference to the so-called large-scale arbitrary detention, it constituted interference into China’s internal affairs. The Deputy Minister reminded that several diplomats and journalists had visited the training and education centres in Xinjiang, including himself. Located in the north-west border, with 24 million people, Xinjiang’s prosperity was key for the security and prosperity of the entire country. China strongly opposed any terrorist acts, ethnic division and interference. Thousands of terrorist acts had been orchestrated in Xinjiang due to the spread of religious extremism. Accordingly, the authorities had taken a series of measures to prevent such extremism, and the training and education centres had proved to be effective. The programme was preventive and it aimed to educate and rehabilitate the individuals influenced by the extremist ideology. The centres offered courses on the national common languages, legal knowledge and practical skills. The trainees signed agreements with the training centres, which safeguarded all of their basic human rights. They could go home and receive visits by the family whenever they wanted. The training programme was a special measure adopted by Xinjiang at a special time. The programme would be gradually downsized. Xinjiang had 24,000 mosques and the rights of ethnic and religious minorities were safeguarded. In the past 24 months, no terrorist acts had taken place and the number of tourists visiting Xinjiang had soared, the Deputy Minister stressed. No one could claim perfection when it came to human rights, and China would join hands with others to continue promoting human rights around the world, he concluded.
副部長は、62の勧告は、不正確な情報に基づき、政治的に偏っているか、国の優先事項と一致していないため、受け入れることが困難であると指摘した。これが死刑の廃止に関する勧告だった。いわゆる大規模な恣意的拘留への言及に関しては、それは中国の内政問題への干渉に相当した。副部長は、彼自身を含む、数人の外交官とジャーナリストが新疆における訓練教育センターを訪問していたことを想起した。2,400万人とともに北西部の国境に位置し、新疆の繁栄は国全体の安全と繁栄の鍵だった。中国は、いかなるテロリスト行為、民族の分断および妨害も強く反対した。宗教的過激主義の蔓延により、新疆において何千ものテロリスト行為が画策されていた。したがって、当局はそのような過激主義を防ぐために一連の措置をとり、訓練教育センターが効果的であることが証明されていた。プログラムは予防的であり、それは過激主義的イデオロギーの影響を受けた個人を教育し、回復させることを目的とした。センターは、各国の共通言語、法律に関する知識、実践的なスキルに関するコースを提供した。研修生は研修センターと契約を結び、研修センターは基本的人権すべてを保護した。彼らは家に帰り、家族による訪問をいつでも受けることがでた。訓練プログラムは特別な時に新疆によって採用された特別措置だった。プログラムは徐々に縮小される。新疆には24,000のモスクがあり、民族的、宗教的マイノリティの権利は保護されていた。過去24か月間で、テロリスト行為は行われておらず、新疆を訪れる観光客の数は急増していた、副部長は強調した。人権となると誰も完璧を主張することはできず、中国は、世界中で人権を促進し続けるために他と手を組む、彼は結論付けた。

A representative of the Chinese delegation from Hong Kong Special Administrative Region of China noted that Hong Kong had been implementing its laws with full support from the central Government since 1997, namely its Bill of Rights. Hong Kong was determined to safeguard the rule of law and freedom for long-term prosperity and stability. The power of legal adjudication was vested in the Court of Appeal and Hong Kong ranked first in Asia in terms of judicial independence, and it was one of the safest cities. Hong Kong Special Administrative Region of China had ranked as the freest world economy for 25 consecutive years. It would continue to promote the rights of all citizens under the One Country Two Systems principles.
中国香港特別行政区からの中国代表団代表は、香港は1997年以来中央政府の全面的な支援を得てその法律、すなわちその権利章典を実施していたことを指摘した。香港は、法の支配ならびに長期的繁栄と安定のための自由を守ることを決心した。法的裁定の権限は控訴裁判所に帰属し、香港は司法的独立の観点においてアジアで第一位であり、最も安全な都市のひとつだった。中国香港特別行政区は25年連続で最も自由な世界経済としてランクされていた。一国二制度の原則のもとですべての市民の権利を促進し続ける。

A representative of the Chinese delegation from Macao Special Administrative Region of China underlined that all residents of Macao were equal before the law, regardless of their origin, and that they were not subject to any discrimination. Macao’s laws safeguarded the freedom of its residents and invoked directly the principles of international human rights instruments. Macao Special Administrative Region of China had made progress in the protection of human rights, with the revision of its social security system and education outreach activities on human rights. Macao had an independent commission to address human rights concerns.
中国マカオ特別行政区からの中国代表団代表は、出身国にかかわらず、マカオのすべての居住者は法律の前に平等であり、いかなる差別の対象ではないと強調した。マカオの法律は居住者の自由を守り、国際人権文書の原則を直接発動させた。中国マカオ特別行政区は、社会保障制度の改正と人権に関する教育支援活動により、人権の保護において進展を遂げていた。マカオには人権問題に対処するための独立委員会があった。

Mali welcomed important progress realized by the Chinese authorities in promoting economic, social and cultural rights through the implementation of the five-year plan on economic and social rights. The third national action plan on human rights was welcomed as well as the law against family violence.
マリは、経済的および社会的権利に関する五年計画の実施を通じて、経済的、社会的および文化的権利促進における中国当局によって実現された重要な進歩を歓迎した。人権に関する第三次国家行動計画は、家庭内暴力に対する法律と同様に歓迎された。

Mauritania welcomed the delegation of China and thanked them for accepting most of recommendations, 284 out of 346. China’s attachment for the implementation of the 2030 Agenda was appreciated. Efforts to promote the lives of its citizens were acknowledged, as well as the improvement of legal regulations. China’s support to development countries was welcomed.
モーリタニアは、中国代表団を歓迎し、346のうち284の、勧告の大部分受け入れについて感謝した。2030年アジェンダの実施に対する中国のコミットが評価された。その市民の生活を促進するための取り組み、加えて法的規制の改善が認められた。発展途上国に対する中国の支援が歓迎された。

Mauritius thanked the delegation for accepting over 80 per cent of the recommendations, including those made by Mauritius. The announcement of new measures for the protection of human rights, covering areas ranging from legislative measures, poverty reduction, health, and environmental protection, was noted.
モーリシャスは、モーリシャスによってなされたそれら含む、勧告の80%以上の受け入れについて代表団に感謝した。立法措置、貧困削減、健康、および環境保護までに及ぶ分野をカバーする、人権保護のための新しい措置の発表が指摘された。

Mozambique noted the enormous achievements that China had made in human rights development. It had lifted 700 million people in rural areas out of poverty. China’s focus on peace and development in a holistic way was appreciated.
モザンビークは、中国が人権開発において行なった大きな成果を指摘した。農村部において7億人が貧困から抜け出していた。中国全体論的に平和と発展に焦点を当てていることが評価された。

Myanmar noted that the Chinese Government had formulated multiple national human rights action plans in active response to recommendations by the Council on a comprehensive plan for human rights development. The initiative on promoting human rights through peace, development, cooperation and equality complemented efforts to improve global human rights governance.
ミャンマーは、中国政府が人権開発のための包括的計画に関する理事会による勧告への積極的対応において複数の国内人権行動計画を策定していたと指摘した。平和、開発、協力および平等を通じた人権促進に関するイニシアチブは、世界的な人権統治を改善するための取り組みを補完した。

Namibia took note of China’s concept of human rights which put people at the centre and prioritized the right to development. It was particularly pleased that China had accepted its recommendation to identify more crimes which should be abolished and encouraged further progress in this regard.
ナミビアは、人民を中心に置き、開発権を優先した中国の人権コンセプトに注目した。中国が、廃止されるべきより多くの犯罪を特定し、この点に関してさらなる進展を促すための勧告を受け入れたことはとくに喜ばしかった。

Nepal welcomed China’s fostering of a peaceful and stable environment for broad-based social and economic development. It congratulated it on the remarkable progress made in ending poverty and raising the standard of living for the people throughout China, including Tibet and other rural areas with ethnic minorities.
ネパールは、広範囲にわたる社会的および経済的発展のための平和で安定した環境の中国の育成を歓迎した。マイノリティのいるチベットや他の農村地域含む中国全土の人民のための貧困の撲滅と生活水準の向上において著しい進歩がなされたことに関して祝福した。 

Netherlands noted China’s enormous progress in advancing economic rights and lifting many people out of poverty. Netherlands deeply regretted that China had rejected recommendations regarding access for United Nations mechanisms and called on it to issue a standing invitation to Special Procedures.
オランダは、経済的権利の推進や、多くの人々を貧困から救い出すことにおける中国の大きな進歩を指摘した。オランダは、中国が国連メカニズムへのアクセスに関する勧告を拒否していたことが深く遺憾であり、特別手続への継続招待を出すよう要請した。

Nigeria commended China for its strong commitment to the Universal Periodic Review process and on the success of its economic policies to lift a large number of people out of poverty. It recommended the adoption of the outcome report and wished China a successful implementation of the accepted recommendation.
ナイジェリアは、普遍的定期的審査プロセスへの強いコミットメントと、多数の人々を貧困から救い出すための経済政策の成功に関して中国を賞賛した。結果報告の採択を勧告し、受け入れられた勧告の成功裏の実施を中国に望んだ。

Norway was looking to learn more on what measures China would put in place to ensure freedom of expression and create a safe environment for human rights defenders. It was disappointing that recommendation to abolish the death penalty or to provide transparency on religious minorities in Xinjiang were rejected.
ノルウェーは、表現の自由を確保し、人権擁護者のための安全な環境をつくるために中国がどのような対策を整備するかに関してもっと知ろうとしていた。死刑を廃止することや新疆における宗教的マイノリティに対して透明性を提供することの勧告が拒否されたことに失望した。

Oman commended China for its achievements in the human rights field, and for accepting the recommendations proposed by Oman. Oman welcomed the model of respect for cultural diversity that China promoted within the international system. The Council was advised to adopt the report.
オマーンは、人権分野におけるその成果、およびオマーンにより提案された勧告の受け入れについて中国を賞賛した。オマーンは、中国が国際システムの中で推進した、文化的多様性への尊重のモデルを歓迎した。理事会は報告書を採択するよう助言された。

Pakistan welcomed the establishment of an inter-agency working group to implement recommendations. China’s announcement to undertake 30 new measures for human rights protection, which covered 10 areas, was welcomed.
パキスタンは、勧告を実施するための省庁間作業部会の設立を歓迎した。10の分野をカバーする、人権保護のための30の新しい措置をとるという中国の発表を歓迎した。

Philippines acknowledged the fact that China had accepted more than 80 per cent of the recommendations, including three tabled by the Philippines on the rights of persons with disabilities, the fight against illegal drugs, and strengthening migrant worker protection.
フィリピンは、障害者の権利、違法薬物との戦い、中国が、移住労働者保護の強化に関するフィリピンによって提出された三つを含む、勧告の80パーセント以上を受け入れていたという事実を認識した。

United Nations Association of China, in a joint statement with Cuban United Nations Association, National Association of Cuban Economists, and National Union of Jurists of Cuba, The, appreciated the development progress made for all Chinese citizens, as well as the new measures to improve the judicial system. Politically motivated accusations were counterproductive and did not contribute to the promotion of human rights. The ways to achieve those values were diversified and no one had monopoly on them.
中国国連協会は、キューバ国連協会、キューバ経済学者全国協会およびキューバ法律家全国組合との共同声明において、すべての中国人市民のためになされた開発の進歩に加え、司法制度を改善するための新しい措置を評価した。政治的動機による告発は逆効果であり、人権の促進には寄与しなかった。それらの価値を達成する方法は多様化し、誰もそれらに関して独占していなかった。

China Family Planning Association reminded that the number of civil society organizations had increased several times in past few years. In 2016, China had adopted a law on regulating overseas non-governmental organizations, which had played a positive role in their relations with Chinese partners.
中国計画生育協会は、市民社会団体の数が過去数年間で何度も増えたことを想起した。2016年において、中国は、海外の非政府組織の規制に関する法律を採択し、それは中国のパートナーとの関係において積極的な役割を果たしていた。

Chinese People's Association for Friendship with Foreign Countries stated that it had established friendly relations with over 500 international organizations. Safeguarding social justice and fairness was paramount and having a safe home was the foundation of all. Chinese people were leading a happy life.
中国人民対外友好協会は、500以上の国際組織と友好関係を築いていたと表明した。社会的正義と公正さを守ることが最重要であり、安全な家を持つことはすべての基礎だった。中国人は幸せな生活を送っていた。

International Service for Human Rights, in a joint statement with CIVICUS - World Alliance for Citizen Participation, said China’s approach to the Universal Periodic Review process was not cooperative, illustrated by its rejection of all recommendations to grant access to Xinjiang province. It urged China to stop using the Universal Periodic Review as a fig leaf.
国際人権サービスは、CIVICUS - 市民参加のための世界同盟との共同声明において、新疆地区へのアクセスを許可するすべての勧告を拒否したことで示される、中国の普遍的定期的審査へのアプローチは非協力的だったと述べた。普遍的定期的審査を覆い隠すために使うのをやめるよう中国に強く促した。

China Foundation for Poverty Alleviation said that since 2005 China’s foundation had been providing humanitarian assistance and they were willing to share their experience concerning poverty alleviation. The reality in Xinjiang was different than what was represented by certain media outlets.
中国扶貧基金は、2005年以来中国の財団は人道支援を提供してきており、貧困緩和に関する彼らの経験を共有しようとしていたと述べた。新疆における現実は、特定のメディアによって表現されていることとは異なった。

Chinese Association for International Understanding stated that all people in Xinjiang had access to the same rights and full development and lauded the positive impacts of inter cultural centres in the province.
中国国際交流協会は、新疆におけるすべての人民には同じ権利と完全な開発へのアクセスがあったことを表明し、その地区における異文化間センターの良い影響を称えた。

Helsinki Foundation for Human Rights stated that Tibetans in the People’s Republic of China had not been allowed to participate in the Universal Periodic Review process. They were concerned about the ongoing repressive policies against Tibetans, and it was utterly cynical that China claimed recommendations calling for the protection of human rights as already implemented.
ヘルシンキ人権財団は、中国におけるチベット人は普遍的定期的審査プロセスにおいて参加を許可されていなかったと表明した。チベット人に対する進行中の抑圧的政策について懸念し、中国が、人権の保護を要請する勧告をすでに実施されているかのように主張したことは全く皮肉だった。

China Association for Preservation and Development of Tibetan Culture (CAPDTC) stated that all Tibetans had freedom, and economic growth was strong with a gross domestic product of 140bn yuan, an increase of 9 per cent over previous years. Over the years, the central Government and the autonomous Government of Tibet had worked together to preserve the Tibetan culture.
中国チベット文化保護・発展協会(CAPDTC)は、すべてのチベット人には自由があり、1,400億元の国内総生産と、前年比9パーセント増と堅調だったと表明した。長年にわたり、中央政府チベット自治政府チベット文化を維持するために協力していた。

International Federation for Human Rights Leagues congratulated China for its having implemented so many of the recommendations. However, as long as China continued to oppress civil society and the most fundamental human rights, it made a mockery of the Universal Periodic Review process, and the United Nations treaty bodies.
国際人権連盟は、中国が多くの勧告を実施したことについて祝福した。しかしながら、中国市民社会と最も基本的な人権を抑圧することを続ける限り、普遍的定期的審査プロセスと国連条約機関を嘲笑した。

Human Rights Watch noted that the fact that China had provided no accountability in the death of human rights defender Cao Shunli in 2013, or of those of Liu Xiaobo, Tenzin Delek Rinpoche, Yang Tongyan and Muhammed Salih Hajim, was a powerful indication of its deteriorating human rights environment. Chinese authorities had reversed key legal gains, constricted space for independent civil society, and undertaken a campaign of arbitrary detention of Turkic Muslims.
ヒューマン・ライツ・ウォッチは、中国が、2013年における人権擁護者、曹順利(サオ・シュンリ)、または劉暁波(リウ・シャオポー)、テンジン・デレク・リンポチェ、楊同彦(ヤン・トンヤン)およびムハンマド・サリフ・ハジムの死に対して説明責任を与えていなかったという事実は、その人権環境悪化の強力な兆候だったと指摘した。中国当局は、主要な法的利益を覆し、独立した市民社会のための空間を狭め、テュルク系ムスリムを恣意的に拘留するキャンペーンに着手していた。

LE YUCHENG, Deputy Minister of Foreign Affairs of China, said he had listened very attentively to all the statements. First, people had a fair judgment of their own and they spoke positively of China’s progress in the promotion of human rights. Second, facts spoke louder than words. China could accept all those well-intentioned recommendations, but not those that interfered into China’s judicial independence. Some human rights issues in fact concerned judicial independence and sovereignty. Some smeared that in Tibet there was a problem of freedom of religion and speech. Today, in Tibet there were almost 2,000 religious sites and people in Tibet enjoyed a free and happy life. The Deputy Minister reminded that in four decades since the economic opening, China had provided a decent life for 1.4 billion people. The path of human rights protection with Chinese characteristics had produced remarkable results. The Deputy Minister condemned the statement made by Human Rights Watch. The remarks made by some delegation and non-governmental organizations regarding the training centres in Xinjiang represented a total distortion of facts and groundless accusations against China. Those were matters of counter-terrorism and de-radicalization. Combatting terrorism was a matter of international cooperation. Without China’s intervention, terrorism in Xinjiang would have spread elsewhere.
楽玉成(ラー・ユーチョン)中国外交部副部長は、すべての声明に対して非常に注意深く耳を傾けていたと述べた。第一に、人々は彼ら自身の公正な判断をし、人権促進における中国の進歩について肯定的に話した。第二に、事実は言葉よりも雄弁だった。中国はこれらの善意の勧告をすべて受け入れることができるが、中国の司法的独立を妨げるものは受け入れられない。いくつかの人権問題は、実際には、司法の独立と主権に関してだった。一部は、チベットにおいて信教の自由と言論の自由の問題があると中傷した。今日、チベットにおいてはおよそ2,000の宗教的な場所があり、チベットにおける人民は自由で幸福な生活を享受した。副部長は、経済開放以来の四十年間において、中国は14億人に文化生活を提供していたことを想起した。中国の特徴を備えた人権擁護の道筋は驚くべき結果をもたらしていた。副部長はヒューマン・ライツ・ウォッチによってなされた声明を非難した。新疆におけるトレーニングセンターに関して一部の代表団と非政府組織によってなされた発言は、事実の完全なゆがみと中国に対する根拠のない告発を表した。それらはテロリズム対策と脱過激化の問題だった。テロリズムとの戦いは国際協力問題だった。中国の介入がなければ、新疆におけるテロリズムは他の地域にも広がっていた。

The President of the Council informed that out of 346 recommendations, China had accepted 284 and noted 62.
理事会議長は、346の勧告のうち、中国が284を受け入れ、62を留意していたことを報じた。

The Council then adopted the Universal Periodic Review outcome of China.
理事会はその後、中国の普遍的定期的審査結果を採択した。

Consideration of the Outcome of the Universal Periodic Review of Malta
マルタの普遍的定期的審査結果の検討

[…]

China welcomed Malta’s constructive participation in the Universal Periodic Review and expressed hope that the Government would continue to take measures to advance the socio-economic development of its citizens.
中国は、マルタの普遍的定期的審査における建設的参加を歓迎し、同政府が市民の社会経済的発展を前進させるための措置をとることを継続する希望を表明した。

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2019年3月22日

*1:そのまま12月26日付の作業部会の審査結果報告 A/HRC/40/6 が発行され、第 I 章はというと各国のコメント内容は採録されず UN Web TV を参照せよという手抜きである。150か国の発言の採録ということで「手抜き」なのか簡素化の方針なのか、あるいは草案が「完成」しなかったことと合わせると「それ以外」の可能性を勘ぐってしまうのだが、試しにこの日採択されたほかの三か国の草案も確認してみるとそれらも同様なのであった。前回セッション分までは第 I 章を「完成」させ、かつコメントの要約を採録していたようなのだが(国連 UPR 情報ホームページへのリンク先参照)。また最終的にほかの三か国の作業部会審査結果報告では150か国も発言はしていないものの、各国個別にコメントを採録している(国連人権高等弁務官事務所ホームページ「 UPR 国別ドキュメンテーション」へのリンク先参照)。報告書のページ制限等のきまりについて要確認というところか。

*2:下記参照。

*3:下記の北京師範大学中国公益研究院事前法律センターによる報告どおり。

*4:レコードチャイナ(2019年3月16日)

アゴラ(2019年3月21日)