dancept1の備忘録

答弁権のエソロジー

歴史問題

拉致問題を含む北朝鮮における人権状況に関する国連シンポジウム/ロバート・ボイントン教授:『「招待所」という名の収容所』記者クラブ会見

文書番号:(なし) ノート: シンポジウム(2018年5月3日) 「拉致問題を含む北朝鮮における人権状況改善のための具体的行動を促す国際協力の可能性」と題されたシンポジウム(於:ニューヨーク国連本部カンファレンスルーム6)に、家族会・救う会・拉致議…

第37回人権理事会:日本、ウクライナおよびスリランカの普遍的定期的審査の結果を採択

文書番号:HRC18.051E ノート: 3月16日(金)の予定が職員ストの影響で延期になっていたが、19日(月)開催。 日本は217件の勧告から145件を「支持する(supports)」(「フォローアップすることに同意する(Accept to follow up)」)とし、72件を「留意す…

第37回人権理事会:理事会の注意を要する人権状況に関する一般討論を終結

文書番号:HRC18/044E ノート: 世界環境資源協議会(ブリュッセル)と国連ウォッチ(ジュネーブ)が中国、PSCORE(ソウル)が北朝鮮に言及。午前と合わせて六団体が中国、二団体が北朝鮮に言及。下記掲載関連エントリも参照。12日の会合(こちら)では北朝…

第28回普遍的定期的審査作業部会:日本の第三回審査における中国、韓国および北朝鮮のコメント

文書番号:A/HRC/WG.6/28/L.12 ノート: 今回に限らず作業部会の会議要約は審査報告に含まれることもあり(?)発行されないようなのだが、外務省が報告書の日本語訳を公開するので省略するつもりだった。が、年が明け1月22日になって *1 外務省ホームページ…

第72回総会第三委員会:国別テキストのメリットに関する議論の中、シリア、イラン、北朝鮮における状況に関する五つの草案を承認

文書番号:GA/SHC/4220 ノート: 「国連会合報道およびプレスリリ-ス」ホームページ(英語)より。北朝鮮決議以外は投票となった。日本、韓国はすべて支持。中国、北朝鮮は国別決議三本に反対、残る二本は支持した。いずれの決議も12月19日、総会本会議で採…

第36回人権理事会:理事会の注意を要する人権状況に関する一般討論

文書番号:HRC/17/135E ノート: ドイツ、アメリカ、イギリス、エストニア(EU代表)、ルクセンブルクの五か国が中国に言及。中国は、ドイツ、アメリカについては問題を指摘し返し反論。その他に対しては答弁権による発言で、「人権問題の政治化に熱心な一部…

第36回人権理事会:高等弁務官の口頭報告に関する一般討論(答弁権)/恣意的拘留と奴隷制度の現代的形態に関する双方向対話を開始

文書番号:HRC/17/123E ノート: 午前中の一般討論での発言への答弁権による反論も行われた。オーストラリア、スイスに非難された中国が(関連エントリ 2017-09-12 参照)、オーストラリアに対して高等弁務官の報告に「驚かされた」などと、わざとらしい反撃…

第36回人権理事会:強制失踪ならびに真実、正義および賠償に関する双方向対話

文書番号:HRC/17/119E ノート: 中国は例によって国内法の重要性を持ち出して牽制。「あらゆる国は、戦争と大虐殺の惨状から国民を守る責任があり、真実を支持し、それから学ぶ努力を行なう国々が支持されなければならない」←これは日本を念頭に置いた歪曲…

締約国報告書の共通コアドキュメントにおける日本に委任統治された南洋諸島各国の歴史記述

文書番号: パラオ :HRI/CORE/1/Add.107 マーシャル諸島:HRI/CORE/1/Add.95 ミクロネシア :HRI/CORE/1/Add.72 ノート: 「観測対象」から外れるが、「締約国の報告書の一部を構成する共通コアドキュメント」より第一次大戦後、大日本帝国が国際連盟によっ…

締約国報告書の共通コアドキュメントにおける中国、韓国、北朝鮮の歴史記述

文書番号: 中国 :HRI/CORE/CHN/2010、HRI/CORE/1/Add.21/Rev.2 韓国 :HRI/CORE/KOR/2016、HRI/CORE/KOR/2010 北朝鮮:HRI/CORE/PRK/2016、HRI/CORE/1/Add.108/Rev.1 ノート: 「締約国の報告書の一部を構成する共通コアドキュメント」 国際人権諸条約に基…

第35回人権理事会:理事会の注意を要する人権状況に関する一般討論を開始

文書番号:HRC17/097E ノート: 発言した38か国中、アメリカ、日本、韓国、チェコ、オーストラリア、カナダ、ノルウェー、フランスの8か国が北朝鮮に言及。相変わらず日本へは慰安婦ガーと反撃しているが、韓国がこの問題を控えると、北朝鮮の発言だけに逆に…

第35回人権理事会:意見と表現の自由に関する特別報告者との双方向対話を終結/市民的、政治的、経済的、社会的および文化的権利の保護に関する一般討論を開始

文書番号:HRC17/088E ノート: 高等弁務官の口頭報告に関する一般討論(6月7日)では、例によって非難合戦となった日本と北朝鮮を横に北朝鮮の拉致を非難するだけで新政権になっても慰安婦問題での日本「非難を控え」ていた韓国だが、ここは黙ってはおれぬ…

第35回人権理事会:国内避難民の人権および人権と極度の貧困に関する双方向対話/高等弁務官の口頭報告に関する一般討論(答弁権)

文書番号:HRC17/077E ノート: 午前中に行なわれた高等弁務官の口頭報告に関する一般討論(関連エントリ 2017-06-07 参照)の続きで、日本と韓国の「挑発的発言」を「断固として拒絶」した北朝鮮、当会議要約では部分的に韓国と "North Korea" 、"South Kor…

第60回拷問禁止委員会:韓国の第三 - 五回報告レビューにおける慰安婦問題と反日独立運動への言及

文書番号: CAT/C/SR.1524CAT/C/SR.1527 ノート: 国連拷問禁止委員会第60回セッションにおける、韓国の第三回 - 五回連結定期報告レビュー要約記録より、関連するパラグラフ(とクォン・ジョンフン韓国法務部人権局長(下記、国連人権高等弁務官事務所ホー…

ペルソナ・ノン・グラータ/ UN News の「特集:“日本版シンドラー”のストーリーに学ぶ、現代の排外主義対策の教訓」

文書番号:(なし) ノート: UN News ホームページより。2017年の「ホロコースト犠牲者を想起する国際デー」に先立ち、ニューヨーク国連本部第四会議場で行なわれた映画『杉原千畝 スギハラチウネ』上映会のレポート。国連広報センターホームページが日本語…

第60回拷問禁止委員会:韓国の第三 - 五回報告における反日独立運動への言及

文書番号:CAT/C/KOR/3-5 ノート: 国連拷問禁止委員会第60回セッション(2017年4月18日 - 2017年5月12日)において審議された、韓国の第三回 - 五回連結定期報告より抄訳。日本においても保導連盟事件の調査で知られる真実和解委員会への言及がある。当該部…

北朝鮮における人権に関する国連調査委員会の詳細調査報告書における歴史記述

文書番号:A/HRC/25/CRP.1 ノート: (目次) 1. 調査報告書について 2. Ⅲ章/北朝鮮における人権侵害の歴史的・政治的背景 A.植民地時代以前の歴史 B.日本による植民地支配の時代(1910年~1945年) C.朝鮮半島の分断、朝鮮戦争とその後遺症 …