文書番号:——
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アジェンダ項目2:国連人権高等弁務官の年次報告ならびに高等弁務官事務所および事務総長の報告に基づく一般討論で中国(二回)、日本が発言。中国は答弁権を行使し、前日(関連エントリ参照)高等弁務官が言及した香港問題について反論。イギリス、アイスランド、EU が香港に言及した模様。
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翌11日の同一般討論続き(7回会合)で北朝鮮が中国などを擁護。いつもの国家主権や人権問題における「ダブルスタンダード」や「政治化」についての主張。香港問題で香港各界婦女連合協進会[The Hong Kong Federation of Women]や中国国連協会が中国政府の主張を代弁。北京智誠移住労働者法律援助研究センターも登場。前日に続いての中国人権研究会(CSHRS)も今セッション早くも三度目。
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香港各界婦女連合協進会で声明を行なったパンジー・ホー氏(同組織議長)はマカオのカジノ王スタンレー・ホー氏の娘のビリオネア *1 。マカオのみならず、ラスベガスの MGM リゾーツ・インターナショナルと提携して中国本土でも事業を行なっているらしい( MGM チャイナ。ギャンブル禁止の中国ではホテル・リゾート事業ですかね)。こうした中国本土での提携も米中対立でどうなるか。そういえば日本の「IR」もこの手の人たちに持ってかれるんでしょう。
サウスチャイナ・モーニング・ポスト(2019年9月12日)
「億万長者パンジー・ホー、香港の抗議を批判」
UPI(2019年9月12日)
「国連専門家:香港の抗議者の権利守る」
中国国際放送局(2019年9月10日)
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同上で韓国が発言。同じく反差別国際運動(IMADR)が香港デモに参加したマイノリティへのヘイトスピーチなどについて提起。
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反差別国際運動ウェブサイト(英語版)
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(外務省声明)
声明掲載なし。
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UN Web TV
拡張 ID:ニカラグアにおける人権 - 42回人権理事会定例セッション、4回会合
ID:イエメンに関する高等弁務官報告 - 42回人権理事会定例セッション、5回会合
項目2一般討論 - 42回人権理事会定例セッション、5回会合
項目2一般討論(続き)- 42回人権理事会定例セッション、6回会合
チャプター11:日本/岡庭健在ジュネーブ政府代表部大使
チャプター22:中国/劉華(リウ・ホア/Liu Hua)政府代表
チャプター66:中国(答弁権)項目2一般討論(続き)[2019年9月11日]- 42回人権理事会定例セッション、7回会合
チャプター57:香港各界婦女連合協進会/チューキン・パンジー・カトリナ(Chiu King Pancy Catlina/何超瓊)[パンジー・ホー]議長
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関連エントリ
掲載URL:——
2019年9月16日