dancept1の備忘録

答弁権のエソロジー

第73回総会第三委員会:第三委員会、長く合意された生殖に関する権利の言葉、政治的動機に対する不一致のなか、児童婚、ナチス賛美との戦いに関する6つの草案を承認(北朝鮮決議——日 vs 北 3rd ラウンド)


文書番号:GA/SHC/4253

アジェンダ

  • アイテム70(a):児童の権利の促進および保護

  • アイテム72(a):レイシズム、人種差別、外国人嫌悪および関連する不寛容の撤廃
  • アイテム73:人民の自決権

  • アイテム74(c):人権状況および特別報告者および代表者の報告

ノート:

  • 毎度非難合戦となる国別決議を採択。オーストリアEU 代表)が提出し、日本(コアスポンサーとおもわれる)、韓国などがスポンサーとなった *1 北朝鮮人権状況 L.40* は14年連続14回目(下記掲載外務省ホームページへのリンク先参照)。昨年に続きコンセンサスで採択されたが(関連エントリ 2017-11-14 参照)、北朝鮮のほかシリア、ロシア、キューバ、中国、イラン、ベネズエラベラルーシがコンセンサスから離脱した。安保理国際刑事裁判所への付託を奨励するパラグラフ12の削除を求めてスーダンが単独スポンサーで修正案 L.64 を提出したが否決されている:中国支持、北朝鮮支持、日本、韓国反対(ドキュメントのリンク先は下記掲載の国連総会ホームページ「73回セッション - アジェンダ項目ごとの草案提案」、以下同様)。

    北朝鮮は日本をいつものパターンで非難(「特大型の反人倫犯罪を働いた犯罪国家」(下記掲載デイリーNKジャパン記事参照))。日本は、北朝鮮の人権状況は「現代世界に類のないもの」と表現した調査委員会報告書(関連エントリ 2014-02-07 参照)とともに拉致問題に言及、ここでも「相互不信を乗り越える用意があると付け加え」(同上 2018-10-08 、2018-10-26 参照)、「反人倫犯罪」には二度目の発言でもとくに反論せず。中国が発言しコンセンサスを離脱。国別決議反対のベトナムが「誘拐行為を非難」した(日本以外による拉致問題への言及の採録はこれのみ)。
  • 中国、北朝鮮がロシア提出の L.53/Rev.1 ナチズム賛美対策 *2北朝鮮がエジプト提出の L.29 パレスチナ人自決権 *3 でスポンサーとなっている。

  • いずれも採択された以下の4決議、および上記 L.64 と以下の口頭修正案2本が投票となり、中断動議と手続きの投票も行なわれた(各国投票先は下記掲載「第三委員会投票記録」リンク先参照)。

    コンセンサスで採択されたザンビア提出の L.22/Rev.1 子ども、早期、強制婚でアメリカが口頭修正案を提出し、その検討のための会合規則118による中断動議を提起したが否決された:中国棄権、北朝鮮、日本反対、韓国棄権。その後アメリカの口頭修正案も否決:中国は支持、北朝鮮、日本、韓国が反対。

    L.53/Rev.1 ナチズム賛美対策(前出)にもアメリカが口頭修正案を提出したが否決:中国、北朝鮮反対、日本、韓国棄権。アメリカ提案を否決後 L.53/Rev.1 で中国、北朝鮮は支持、日本、韓国が棄権。反対はアメリカ、ウクライナのみ。ドイツ、ポーランドなど含むその他ヨーロッパ各国は棄権。アメリカの修正案に反対するロシア:

    この修正案の目的は、ナチズムを歪曲し、ニュルンベルク裁判判決を書き直すことであ[る]

    「ナチズム」を軍国主義、「ニュルンベルク裁判」を極東国際軍事裁判に置き置き換えると日本の近隣三か国の歴史問題における主張そのままになる。西欧各国も含む、決議草案に対するアメリカの懸念

    自由な言論を犯罪化し、近隣諸国に対する国家の政治的武器として機能する

    もまさに当てはまるのだが( EU 代表(オーストリア)は「選択性、偏見および否定性」も指摘)、このような東アジアの情勢についてどの程度認識されているのか、あるいは連合国(=国連)という枠組みのなかで、どこまで共有できるのか少々考えさせられた。

    L.29 パレスチナ人自決権(前出)は四か国とも支持。

    カナダ提出の L.42 イラン人権状況 *4 は中国、北朝鮮反対、日本、韓国支持。北朝鮮、日本が発言。日本はイランを一部擁護した。サウジとイラン・シリアの非難合戦開始。サウジ:「「彼らは真実に向かい合えない」。イラン:「サウジアラビアの代表は彼の国[イラン]に講釈すべきではない」「イエメンにおいて大量虐殺を犯している、十分に文書化された抑圧的なごろつき[bully]で腐敗した寡頭政」。

    ウクライナ自身提出の L.48 ウクライナ人権状況 *5 は中国、北朝鮮反対、日本支持、韓国棄権。北朝鮮が発言。

    サウジ単独スポンサー提出の L.50 シリア人権状況はイランが本文パラグラフ31の「武力紛争防止」措置に対する第三委員会の権限について手続き投票を求め、中国、北朝鮮反対、日本、韓国支持。この日は時間切れでここまでとなった。サウジの L.50 提出声明にシリア:「政治的シュールレアリスムは「驚嘆すべきこと」であり、善良なる彼の同僚[サウジ代表]は、「彼らのベッドにおいて子どもにイリュージョンを提供するサンタクロースのよう」。上記投票においてシリアが予算措置(実際には問題にならないようである)を持ち出すとサウジ「議論はシュールレアリズムからドラマに変わった」。

  • (外務省声明)北朝鮮人権状況決議採択における別所大使ステートメント英語

  • (外務省ホームページ)

  • (国連総会ホームページ(英語))

    • 「73回セッション - アジェンダ項目ごとの草案提案 - 社会、人道および文化問題(第三委員会)- 国連総会」(英語

    • 「国連総会 - 第三委員会 - 社会、人道および文化)- 事務局」
      第三委員会投票記録(英語

  • (メディア報道より)

    • 共同通信(2018年11月16日)

    • 朝日新聞(2018年11月16日)

    • 産経ニュース(2018年11月16日)

    • NHK ニュース(2018年11月16日)

    • デイリーNKジャパン(2018年11月20日

      本要約にも同内容が採録されているが、下記のような文言の「公報文」を発信し「反発」。

      「特に日本は、20世紀に朝鮮を占領して840万人余りの朝鮮人拉致および強制連行、100余万人大虐殺、20万人の日本軍性奴隷強要のような特大型の反人倫犯罪を働いた犯罪国家である」

      下記のような印象は受ける *6アメリカは安保理に対する国際刑事裁判所への付託奨励については支持しないとした。

      北朝鮮の人権侵害に対しては、米国からも非難の声が上がっているが、トランプ政権との対話を意識してか、反発のトーンは日本に対してよりは弱い。

    • 同上(2018年11月27日)

      草案スポンサーに加わり決議を支持した韓国も非難。

    • [追記]AP(2018年11月28日)

      北朝鮮の人権状況を安保理の議題にする動きを牽制し、アメリカ非難に転じた模様。アメリカ除く安保理メンバーに書簡を送付。

      北朝鮮、権利に関する国連会合を求めていると米国を批判」(英語

      • 共同通信/2018年11月28日)

        AP の記事に言及。

      • ワシントン・ポスト/2018年11月28日)

        AP のフォロー記事。労働新聞(朝鮮労働党中央委員会機関紙)の論評を掲載。

        北朝鮮、ワシントンに人権批判をやめるよう言う」(英語

      • (労働新聞/2018年11月27日)

        ワシントン・ポストが言及した「米国人権キャンペーンの邪悪な性質」と題する記事。

         米国は陰謀増殖組織[plot-breeding organization]ヒューマン・ライツ・ウォッチ北朝鮮において女性に対する性的虐待が広まっているという根拠のない「報告」を公表させた。
         さらに悪いことに、米国とその家来たちは最近、国連人権委員会で「北朝鮮における人権に関する決議」を再度捏造した。

         これは確かに、恥知らずで臆病な行為の極みである。

         米国の根拠のない茶番は、[…]北朝鮮の社会システムを崩壊させる邪悪な計画を実現することを目指している。

      • ヒューマン・ライツ・ウォッチ/2018年11月1日)

        「あなたは夜に泣くが、なぜかはわからない | 北朝鮮における女性に対する性的暴力」

      • (昨年の安保理会合)

  • ( UN Web TV の映像より)

  • 関連エントリ

    (今セッション日本 vs 北朝鮮

    (前回セッション北朝鮮決議)

    北朝鮮の人権状況に関する調査委員会報告)

掲載URL:https://www.un.org/press/en/2018/gashc4253.doc.htm


United Nations

GA/SHC/4253

GENERAL ASSEMBLY > THIRD COMMITTEE >
SEVENTY-THIRD SESSION,
48TH & 49TH MEETINGS (AM & PM)

15 NOVEMBER 2018


Third Committee Approves 6 Drafts on Child Marriage, Fighting Nazi Glorification amid Discord over Long-Agreed Reproductive Rights Language, Politicized Motives

国連

GA/SHC/4253

総会 > 第三委員会 >
七十三回セッション、
48回および49回会合(午前および午後)

2018年11月15日


第三委員会、長く合意された生殖に関する権利の言葉、政治的動機に対する不一致のなか、児童婚、ナチス賛美との戦いに関する6つの草案を承認

The Third Committee (Social, Humanitarian and Cultural) approved six draft resolutions today amid new divisions in long‑standing agreements on sexual and reproductive rights, and in the delicate balance between efforts to fight racism and those to protect free speech.
第三委員会(社会、人道および文化)は本日、性的および生殖に関する権利に関する長期にわたる合意における新たな分裂のなか、およびレイシズムと戦う取り組みと自由な言論を保護するためのそれらとの微妙なバランスにおいて、6つの決議草案を承認した。

[…]

Consensus was also tested on the subject of human rights in the Democratic People’s Republic of Korea, with Sudan’s delegate calling for a vote on a proposal to delete the draft’s reference to the International Criminal Court, which he said has no organic relation to the topic. The measure was defeated by a recorded vote of 91 against to 22 in favour, with 44 abstentions, before the Committee passed the draft as a whole without a vote.
コンセンサスはまた、スーダン代表が、彼がトピックへの有機的関連がないと述べた、国際刑事裁判所への草案の言及を削除する提案に関する投票を要請し、北朝鮮における人権問題に関しても試された。この措置は、委員会が投票なしで草案全体を通過させる前に、反対99、支持22、棄権44での記録投票により退けられた。

[…]

The Third Committee will reconvene at 10 a.m. on Friday, 16 November, to take further action on draft resolutions.
第三委員会は、 11月16日金曜日の午前10時に再招集し、決議草案に関するさらなる決議を行なう。

Action
決議

The Committee first turned to the draft resolution titled “Child, early and forced marriage” (document A/C.3/73/L.22/Rev1).
委員会は最初に、「子ども、早期および強制婚」と題する決議草案(ドキュメントA/C.3/73/L.22/Rev.1)に着手した。

The representative of Zambia introduced the draft also on behalf of Canada and other co‑sponsors, noting that every year, 12 million girls under the age of 18 experience child, early and forced marriage. In the month of November alone, 1 million girls will be married. Between sunrise and sunset, 33,000 children are married off in early marriage, jeopardizing their health, ending their education, threatening their lives and preventing them from reaching their full potential. “The current pace of change must be accelerated if this practice should be ended before 2030”, he said, stressing that the draft reflects the shared global commitment to do what must be done to end the practice.
ザンビア代表は、カナダおよび他の共同スポンサーも代表し、毎年、18歳未満の少女1,200万人が児童、早期および強制婚を経験することを指摘して草案を提出した。11月だけで100万人の少女が結婚する。日の出と日没のあいだに33,000人の子供たちが早期婚で結婚させられ、健康を脅かされ、教育を終わらせ、生存を脅かされ、最大の可能性を発揮することから阻まれる。草案はこの慣習を終わらせるために何をしなければならないかを共有するグローバルなコミットメントを反映していると強調し、「この慣習が2030年までに終わらせなければならないのであれば、現在の変化のペースは加速されなければならない」、と彼は述べた。

The representative of the United States presented amendments which she said offer helpful compromises on key issues, describing them as “common sense solutions” to problems expressed across regional groups, to give both sides “something they want” while not breaking with consensus. She proposed adding the words “in accordance with national laws” to preambular paragraph 22, and operative paragraphs 11, 15 and 16, while on the latter paragraph, striking the words “of their review conferences” in favour of “as adopted by the General Assembly” to capture the fact that not all countries can be bound by regional review conferences in which they do not participate. Such changes would thus improve references to sexual and reproductive health by clarifying them in the context of agreed language.
米国代表は、合意を破ることなく両陣営に「望みのもの」を与えるために、それらを地域グループを横切って表明された問題への「常識的な解決策」として説明し、重要な問題に対する有用な妥協案を提示したと述べた修正案を提示した。彼女は、前文パラグラフ22と、本文パラグラフ11、15および16に「国内法に従って」という語句を追加し、同時に後者のパラグラフで、すべての国々は、彼らが参加しない地域審査会議に拘束されることはあり得ないという事実を表現する「総会により採択されたとして」支持する「審査会議の」の語句を削除することを提案した。そのような変更は合意された言葉の文脈においてそれらを明確にすることにより、性と生殖に関する健康への言及をしたがって改善する。

The representative of Canada, speaking also on behalf of Zambia, said the Committee had expressed a common global understanding of the seriousness of child, early and forced marriage in approving the resolution by consensus each year since it was first put forward in 2013. The amendments call into question language used by the United Nations for decades, he said, calling the 2030 Agenda for Sustainable Development crucial in that regard and urging all to vote against the amendments.
カナダ代表は、ザンビアも代表して発言し、委員会は、2013年に初めて提出されて以来、毎年コンセンサスによって決議を承認することで、児童、早期および強制婚の深刻さについて共通の世界的理​​解を表明していたと述べた。持続可能な開発のための2030年アジェンダをその点で重要と見なして修正案に反対を投ずるよう全員に強く促し、修正案は何十年ものあいだ国連が使用している言語に疑問を呼び起こす、と彼は述べた。

The representative of the United States, noting that the co‑facilitators had filed a revised text this morning, moved to suspend the meeting for 15 minutes to review the amendments.
米国代表は、共同ファシリテーターが今朝改訂テキストを提出したことを指摘し、修正案を検討するために15分間会議を中断する動議を提起した。

The Committee then rejected the motion to suspend the meeting by a recorded vote of 73 against to 33 in favour, with 33 abstentions.
委員会はその後、反対73、支持33、棄権33での記録投票により会議を中断するための動議を否決した。

[…]

The representative of Canada requested a vote on the amendments and urged all delegates to reject them.

カナダ代表は、修正案に対する投票を要請し、それらを拒否するようすべての代表団に強く促した。

The representative of the United States in a general statement said that given the revised draft resolutions, the proposed amendments now concern preambular paragraph 23, as well as operative paragraphs 14, 17 and 18.
米国代表は、一般声明において、改定された決議草案を受け、提案された修正案は現在、前文パラグラフ23、ならびに本文パラグラフ14、17および18に関係していると述べた。

The representative of Austria, speaking in explanation of vote on behalf of the European Union, expressed deep regret over the decision to table the amendments to an important resolution that has always been approved by consensus. Member States, many with divergent views, have always been able to agree to that language. Undermining the resolution only impacts the most fundamental rights of women, girls and children. The bloc will vote against the amendments and encouraged others to do likewise.
オーストリア代表は、欧州連合を代表して投票説明において発言し、コンセンサスでつねに承認されている重要な決議に修正案を提出する決定に対し深い遺憾を表明した。多くの異論がある加盟国が、つねにその言葉に同意することができた。決議を弱体化することは、女性、女児および児童のもっとも基本的な権利にのみ影響する。同ブロックは修正案に反対し、他にも同様の行動を奨励した。

[…]

The representative of the Russian Federation expressed support for the vast majority of amendments, however given their late circulation, he will abstain for procedural reasons.
ロシア連邦代表は、修正案の大部分を支持したが、遅い回覧を考慮し手続き上の理由のために棄権する。

[…]

The Committee then rejected the draft amendments by a recorded vote of 96 against to 33 in favour, with 35 abstentions.
委員会はその後、反対96、支持33、棄権35での記録投票により修正案を否決した。

[…]

The representative of the Russian Federation expressed concern that the draft’s sponsors deemed it unnecessary to include his country’s concerns and explain what is involved in early marriage. He had proposed including a clarifying paragraph and was prepared to work on a compromise option, an approach supported by most delegations. However, the sponsors decided not to include compromise wording. He expressed regret that substantive discussion was deferred to the last minute and was “rather superficial”. The sponsors did not show flexibility. Only through mutual respect and equal dialogue, accommodating diverse positions, could success be achieved. But given the importance of the topic, he will not break the consensus.
ロシア連邦代表は、草案のスポンサーが、彼の国の懸念事項を含める必要がなく、早期婚に何が含まれているのかを説明する必要はないとみなしたことに懸念を表明した。彼は、明確なパラグラフを含む提案をしており、ほとんどの代表団によって支持されたアプローチの妥協案に取り組む用意ができていた。しかしながら、スポンサーは妥協の言葉を含めないことを決めた。実質的な議論が最後まで延期され、「むしろ表面的」だったことが遺憾だった。スポンサーは柔軟性を示さなかった。 多様な立場に対応する相互尊重と平等な対話を通じてのみ成功に達することができる。しかし、トピックの重要性を考慮し、彼はコンセンサスを破らない。

The Committee then approved the draft resolution without a vote.
委員会はその後、投票なしで決議草案を承認した。

[…]

Moving on, the Committee then took up a draft resolution titled “Combating glorification of Nazism, neo‑Nazism and other practices that contribute to fuelling contemporary forms of racism, racial discrimination, xenophobia and related intolerance” (document A/C.3/73/L.53/Rev.1).
続いて、委員会はその後、「ナチズム賛美、ネオナチズムならびにレイシズム、人種差別、外国人嫌悪および関連する不寛容の現代的形態をあおる一因となる他の行為対策」と題する決議草案(ドキュメントA/C.3/73/L.53/Rev.1)をとり上げた。

The representative of the Russian Federation, introducing the draft, recalled that 70 years ago, the anti‑Hitler coalition gave rise to the United Nations, a triumph over nationalism and hate that reinforced the Nuremberg tribunal. There must be pride in the creation of a global system of international security, as well as human rights instruments, such as the Universal Declaration of Human Rights and conventions on discrimination. He noted current attempts to rewrite history in the name of narrow‑minded geopolitical interests, evidenced in new memorials and the renaming of streets that honoured collaborators of Nazism. Such actions are incompatible with the obligations of Member States. Xenophobic rhetoric has become part of electoral campaigns, marked by statements justified as “free speech”. Such behaviour is cynical, given countries’ human rights obligations under international law.
ロシア連邦代表は、草案を提出し、70年前、抗ヒトラー連合が国連を生み出し、ニュルンベルク裁判を強固にした国家主義と憎悪に対する勝利を想起した。国際安全保障のグローバルなシステムの構築、同様に世界人権宣言や差別に関する協定など人権文書の作成において誇りがなければならない。彼は、ナチズム協力者を称える新しい記念碑や通りの改名で証明された、狭義の地政学的利益の名のもと歴史を書き直す現在の試みを指摘した。そのような行為は加盟国の義務と両立しない。外国人嫌悪のレトリックは、「自由な発言」として正当化される声明によって際立たせられた選挙運動の一部となっている。そのような行動は、国際法に基づく国の人権義務を考えるとシニカルである。

The representative of Kyrgyzstan, also on behalf of Armenia, Belarus, Kazakhstan, the Russian Federation and Tajikistan, said the lack of a collective response to Nazism facilitated the rise of the Third Reich and the Second World War, which was unprecedented in its violation of human rights. It was unacceptable to make national heroes of those who had committed grave crimes during that time. Having learned about the dangers of hatred and violence, and witnessing increased hotbeds around the world, he decisively condemned monuments to Nazism.
キルギスタン代表は、アルメニアベラルーシカザフスタンロシア連邦およびタジキスタンも代表し、ナチズムに対する集団的対応の欠如が、その人権侵害において空前だった第三帝国の台頭と第二次世界大戦を促進したと述べた。その折に重大な犯罪を犯していた者の国民的英雄化は容認されなかった。憎悪と暴力の危険性を学び、世界中の増殖した温床を目の当たりにし、彼はナチズムへの記念碑を断固として非難した。

The representative of Belarus called for combating the glorification of Nazism in any form, neo‑Nazism and the Nazi past. Such glorification cannot be justified through freedom of speech or expression or equated with exercising human rights. Racism and xenophobia had a destructive impact on youth. Efforts to end the resurgence of such movements and ideologies should be a focus at the United Nations, without politicization, she said, voicing support for the resolution.
ベラルーシ代表は、あらゆる形態におけるナチズム、ネオ・ナチズムおよびナチスの過去の賛美と戦うよう求めた。そのような賛美は、言論や表現の自由を通じた正当化や人権行使と同等とすることはできない。レイシズムと外国人嫌気は、若者に破壊的な影響を与えた。決議への支持を表明し、このような運動やイデオロギーの復活を終わらせようとする取り組みが、政治化されることなく国連で焦点となるべきである、と彼女は述べた。

The representative of the United States expressed concern over the politicized roots of the draft resolution. It required changes, a point expressed during informal meetings. The United States aimed to work with like‑minded countries to improve the text. Her country does not need to defend its position on Nazism, she said, recalling that the greatest fear the Nazis had was of the United States, as it stood for liberty and humanism. A draft resolution should honour that truth.
米国代表は、決議草案の政治化されたルーツに懸念を表明した。非公式会合中表明された変更を必要とした。米国はテキストを改善するために同じ考えの国々と協力することを目指した。自由と人道主義の立場から、ナチスが持っていた最大の恐怖は米国だったことを想起し、彼女の国はナチズムに対するその立場を擁護することを必要としない、と述べた。決議草案はその真実を尊重するべきである。

However, the current draft was borne of a political controversy, she said. It is an annual power play by one country attempting to exert influence over a region without genuine efforts to actually combat Nazism, and instead, seeking to criminalize free speech and expression. The United States is disgusted by anti‑Semitism and fought a war against it. However, the solution to hate “is not censorship and will only be found in the free marketplace of ideas. The best antidote to free speech is free speech,” she said, proposing an amendment to remedy areas where the draft falls short and as a start to addressing the cynicism.
しかしながら、現在の草案は政治的論争を生じさせた、と彼女は述べた。それは、実際にナチズムと戦うための真の努力なしで地域に影響を及ぼすことを試みるある国による毎年の権力闘争で、代わりに自由な言論と表現を犯罪化しようとしている。米国は、反ユダヤ主義に嫌悪感を抱いており、それに対して戦争を戦った。しかしながら、憎悪への解決策は「検閲ではなく、自由な思想市場でしか見出せない。自由な言論に対する最善の解毒剤は自由な言論である」、シニシズムに取り組むための始まりとして草案が不足している領域を改善するための修正案を提案し、彼女は述べた。

The representative of the Russian Federation opposed the amendment as the draft resolution is the result of intensive negotiations that involved six rounds of open informal consultations. The goal of the amendment is to whitewash Nazism and rewrite the Nuremberg tribunal judgements, which would only lead to more migrant phobia and aggressive nationalism. He called it unethical and sacrilegious to vote for the amendment, considering all who had died, urging delegates to vote against it.
ロシア連邦代表は、決議草案は、公開非公式協議六回を含む集中交渉の結果であるとして修正案に反対した。この修正案の目的は、ナチズムを歪曲し、ニュルンベルク裁判判決を書き直すことであり、より多くの移民恐怖症と攻撃的ナショナリズムを導くだけである。それに反対を投ずるよう代表者に強く促し、すべての死者を考慮して、彼は修正案に投票するのは非倫理的で不謹慎であるとした。

The delegate of South Africa said that as host of the 2001 World Conference against Racism, her country rejected the amendments and the fact that they were presented so late, notably as they seek to remove article 20 of the International Covenant on Civil and Political Rights. She will vote no on the amendments.
南アフリカ代表は、彼女の国は2001年世界レイシズム対策会議主催国として、修正案と、それらが非常に遅れて提示されたという事実、とりわけ自由権規約20条を削除しようとしているとして拒否した、と述べた。彼女は修正案に対して否を投票する。

The representative of Cuba, in a general statement, said the United States delegation did not circulate the amendment prior to tabling it. Such behaviour undermines, and shows disdain for, multilateralism. Cuba will vote against the amendment, he said, urging others to do the same.
キューバ代表は、一般声明において、米国代表団は、それを提出する前に修正案を回覧しなかったと述べた。そのような行動は、多国間主義を弱体化し、軽視していることを示す。同じことを行なうよう他に強く促し、キューバは修正案に反対を投ずる、と彼は述べた。

The Committee then rejected the amendment by a recorded vote of 75 against to 2 in favour (Ukraine, United States), with 88 abstentions.
委員会はその後、反対75、支持2(ウクライナ、米国)、棄権88での記録投票により修正案を否決した。

The representative of Uruguay, speaking in explanation of vote, said her delegation abstained because it did not have enough time to consider the amendment.
ウルグアイ代表は、投票説明において発言し、修正案を検討するのに十分な時間がなかったため、彼女の代表団は棄権したと述べた。

The Chair replied to a question by the Russian Federation’s delegate that the representative of the United States requested the recorded vote.
議長は、ロシア連邦の代表による質問に対し、米国代表が記録投票を要請したと答えた。

The representative of the United States, making a general statement, encouraged delegations that abstained to work with her delegation next year to find common ground. While delegations might not have had enough time to consider the amendment, they had sufficient time to examine the draft resolution’s flaws. Hateful ideologies are defeated by taking action; neutrality only serves the oppressor, not the oppressed. Assuring that the United States continues to condemn all forms of intolerance and hatred at home and abroad, she said the draft resolution criminalizes free speech and serves as a nation’s political weapon against its neighbours. Its vague terminology can be used to target political opponents and undermine the ability of civil society to spotlight violations. As it has done for decades, the United States will vote against the draft resolution, she stated, urging others to do the same.
米国代表は、一般声明を行ない、来年共通の立場を見出すよう、彼女の代表団との協業を避けた代表団に奨励した。代表団は修正案を検討するのに十分な時間がなかったかもしれないが、決議草案の欠陥を調べるのに十分な時間があった。憎悪に満ちたイデオロギーは行動を起こすことによって退けられ、中立は、抑圧された者ではなく、抑圧者にしか役立たない。米国があらゆる形態の不寛容と憎悪を国内外で非難し続けることを断言し、決議草案は自由な言論を犯罪化し、近隣諸国に対する国家の政治的武器として機能すると述べた。その曖昧な用語法は、政治的反対派を標的にし、市民社会が違反に光を当てる能力を弱めるために使用することができる。同じことを行なうよう他に強く促し、何十年もしてきたように、米国は決議草案に反対を投ずる、と彼女は表明した。

The representative of Ukraine, speaking in explanation of vote, said millions of Ukrainians made an enormous contribution to the victory over Nazism. While reiterating his country’s condemnation of Nazism, racism, xenophobia and intolerance, he said this draft resolution has nothing to do with Nazism and other forms of intolerance. He condemned the Russian Federation’s cynical attempt to present itself as a champion of the fight against Nazism and neo‑Nazism while perpetrating crimes against other nations. Pointing out the propaganda motives of the resolution, he urged all delegations to vote against it.
ウクライナ代表は、投票説明において発言し、ウクライナ人何百万人がナチズムに対する勝利に多大な貢献をしたと述べた。彼の国のナチズム、レイシズム、外国人嫌悪および不寛容への非難を再確認し、この決議草案はナチズムや他の形態の不寛容とは何の関係もないと述べた。彼は、他の国家に対して犯罪を犯しながらナチズムとネオ・ナチズムに対する戦いのチャンピオンとして自らを提示するロシア連邦のシニカルな試みを非難した。決議の宣伝動機を指摘し、彼はそれに反対を投票するようすべての代表団に強く促した。

The Committee then approved the draft resolution by a recorded vote of 130 in favour to 2 against (Ukraine, United States), with 51 abstentions.
委員会はその後、支持130、反対2(ウクライナ、米国)、棄権51での記録投票により決議草案を承認した。

By its terms, the Assembly would express alarm over the spread in many parts of the world of various extremist political parties, movements and groups, including neo‑Nazis and skinhead groups, as well as racist extremist movements and ideologies — and further — over the fact that this trend has resulted in the implementation of discriminatory measures, policies and bills at the local or national levels. It would call for the universal ratification and implementation of the International Convention on the Elimination of All Forms of Racial Discrimination and urge those States parties that have not yet done so to consider making the declaration under its article 14.
その条項により、総会は、ネオ・ナチズムやスキンヘッド・グループを含む、さまざまな過激派政党、運動、グループ、同様に人種差別的過激主義運動およびイデオロギーの世界の多くの地域での広がり——およびさらには——この傾向が地域または国家レベルでの差別的措置、政策および法案の実施をもたらしたという事実に対し警告を発する。それは、あらゆる形態の人種差別撤廃に関する国際条約の普遍的批准と履行を求め、その14条のもとで宣言を行なうことを検討するよう、まだ行なっていないそれらの締約国に強く促す。

The representative of Austria, speaking in explanation of vote on behalf of the European Union, said initiatives related to the common goal of ending racism should unite Member States, not divide them. They should address racism in a balanced and comprehensive manner. While acknowledging some changes requested by the European Union were made, he said they were not sufficient to correct the draft resolution’s selectivity, bias and negativity.
オーストリア代表は、欧州連合を代表し投票説明において発言し、人種差別を終わらせるという共通目標に関連するイニシアチブは加盟国を統合すべきであり、分裂ではないと述べた。バランスのとれた包括的な方法において人種差別問題に対処すべきである。欧州連合により要請された一部の変更を認めながらも、彼は決議草案の選択性、偏見および否定性を修正するのに十分でなかったと述べた。

The representative of Australia shared serious reservations about this resolution, including those expressed by the European Union, and those of the United States regarding freedom of expression. Australia looks forward to addressing these concerns next year.
オーストラリア代表は、表現の自由に関して欧州連合と米国によって表明されたそれらを含め、この決議について深刻な留保を共有した。オーストラリアは来年それらの懸念に対処することを期待する。

The representative of Canada, while acknowledging the draft resolution contributes to the fight against racism, xenophobia and intolerance, voiced regret that the changes proposed to broaden its scope were not accepted. Canada shares the concerns voiced by the United States pertaining to freedom of expression. And yet, the amendment would have only addressed some of the draft resolution’s flaws. Canada had abstained for procedural reasons.
カナダ代表は、決議草案がレイシズム、外国人嫌悪および不寛容に対する戦いに貢献することを認めるが、その範囲を広げるために提案された変更が受け入れられなかったことに遺憾を表明した。カナダは表現の自由に関して米国によって表明された懸念を共有する。にもかかわらず、修正案は決議草案の欠陥の一部に対処したに過ぎない。カナダは手続上の理由のために棄権していた。

The representative of Nigeria said his country supports any initiative that addresses racism, xenophobia and all forms of intolerance. He voted in favour of the resolution to encourage global efforts to address racial discrimination. Tackling this scourge is a priority for Nigeria.
ナイジェリア代表は、彼の国がレイシズム、外国人嫌悪およびあらゆる形態の不寛容に対処するいかなるイニシアチブも支援すると述べた。彼は、人種差別に対処するためのグローバルな取り組みを奨励する決議に支持を投じた。この惨劇に取り組むことがナイジェリアにとって優先事項である。

Next, the Committee took up a draft resolution titled “The right of the Palestinian people to self‑determination” (document A/C.3/73/L.29).
次に、委員会は、「パレスチナ人民の自決権」と題する決議草案(ドキュメントA/C.3/73/L.29)をとり上げた。

The representative of Egypt, introducing the draft on behalf of the Organization of Islamic Cooperation (OIC), said the Palestinians suffer from the longest occupation in modern history, which has denied them the enjoyment of fundamental rights.
エジプト代表は、イスラム協力機構(OIC)を代表し草案を提出し、パレスチナ人は、基本的権利の享受を否定した、近代史における最長の占領に苦しんでいると述べた。

The Chair replied to the representative of Egypt that the representative of Israel had requested a recorded vote on the matter.
議長は、エジプト代表に対し、イスラエル代表がその問題について記録投票を要請していたと回答した。

The representative of Israel, making a general statement, said this resolution, which has been introduced on multiple occasions, has done nothing to promote peace. For peace to be achieved in the Middle East, Palestinians must negotiate with Israel rather than ignore it.
イスラエル代表は、一般声明を行ない、複数の機会に提出された、この決議は平和を促進するために何もしていないと述べた。中東で平和を達成するためには、パレスチナ人は無視するのではなくイスラエルと交渉しなければならない。

The Committee then approved the draft resolution by a recorded vote of 169 in favour to 6 against (Canada, Israel, Marshall Islands, Federated States of Micronesia, Nauru, United States), with 12 abstentions.
委員会はその後、支持169、反対6(カナダ、イスラエルマーシャル諸島ミクロネシアナウル、米国)、棄権12での記録投票により決議草案を承認した。

By its terms, the Assembly would reaffirm the right of Palestinians to self‑determination, including to an independent State of Palestine, and urge all States and United Nations agencies to continue to support Palestinians in the early realization of that right.
その条項により、総会は、パレスチナ独立国家を含む、パレスチナ人の自決権を再確認し、その権利の早期実現において引き続きパレスチナ人を支援するよう、すべての締約国と国連機関に強く促す。

[…]

An observer of the State of Palestine, making a general statement, said the overwhelming support for this resolution represents the continued support for the right of Palestinians to self‑determination. It in no way obstructs the search for a peaceful resolution to the conflict, but rather reflects the collective will to uphold international law. Israel’s narrative on this issue and its contempt for international law, which the resolution rejects, must end. Israel’s negative vote can only be interpreted as its rejection of a peace settlement based on two States. Recalling that Palestine recognized Israel, and its right to exist, 25 years ago, she stressed the right to self‑determination is inalienable for all and not up for negotiation. She called for an urgent mobilization of responsibility on the question of Palestine by bringing Israel’s occupation to an end.
パレスチナ自治政府オブザーバーは、この決議への圧倒的支持は、パレスチナ人の自決権に対する継続的な支持を表していると述べた。それは決して紛争への平和的解決の探索を妨げるものではなく、むしろ国際法を支持する集団的意思を反映している。この問題に関するイスラエルの物語と、決議が拒否する国際法への軽蔑は、終わらせなければならない。イスラエルの反対投票は、二つの締約国に基づく和平合意の拒否としか解釈されない。パレスチナが25年前、イスラエル、およびその存在の権利を認めたことを想起して、彼女は自己決定権が全員にとって不可分であり、交渉次第ではないと強調した。イスラエルの占領を終わらせることをもたらすことによるパレスチナ問題に関する責任の緊急運用を求めた。

Next, the Committee took up the draft resolution titled “Situation of human rights in the Democratic People’s Republic of Korea” (document A/C.3/73/L.40*).
次に、委員会は、「北朝鮮における人権状況」と題する決議草案(ドキュメントA/C.3/73/L.40*)をとり上げた。

The representative of Venezuela, speaking on behalf of the Non‑Aligned Movement in general statement, expressed deep concern over the proliferation of selective country‑specific resolutions which exploit human rights for political purposes. He cautioned against duplication and overlap, reaffirming the need for greater coherence between the Third Committee and the Human Rights Council to create a working relationship. The Universal Periodic Review is the main platform for reviewing human rights issues at the national level, with due consideration given to a country’s capacity‑building needs.
ベネズエラ代表は、一般声明において非同盟運動の代表として発言し、政治的目的のために人権を利用する選択的な国別決議のまん延に対する深い懸念を表明した。第三委員会と人権理事会のあいだの作業提携を構築するために一貫性をより強める必要性を再確認し、繰り返しと重複に対して警告した。普遍的定期的審査は、国家レベルでの人権問題を審査するための主要なプラットフォームであり、国のキャパシティ・ビルディングのニーズに十分配慮している。

He stressed the importance of its implementation based on objective and reliable information. He condemned gross systematic violations of human rights and situations that obstructed their full enjoyment, stressing that all rights, including to development, are universal, inalienable, irreversible and interrelated. Such issues must be addressed through non‑confrontational, non‑selective dialogue that respects sovereignty, territorial integrity, non‑interference, impartiality and transparency as guiding principles, and that considers countries’ social, political and cultural specificities.
彼は、客観的かつ信頼できる情報に基づくその実施の重要性を強調した。開発へを含む、すべての権利が普遍的、不可逆的および相互関係であることを強調し、完全な享受を妨げた重大な体系的人権侵害や状況を非難した。そのような問題は、主権、領土保全、非干渉、公平性および透明性を指針とし、国の社会的、政治的および文化的特質を考慮した非対立的、非選択的な対話を通じて対処されなければならない。

The representative of the United States said her country respected the decision of those who had joined the International Criminal Court, and in turn, expected its own decision not to join to likewise be respected. Several resolutions include references to the Court and its founding Rome Statute, which the United States cannot support, as the language does not distinguish between parties and non‑parties to that instrument. Her Government will continue its objection to asserting the Court’s jurisdiction on non‑parties, including the United States and Israel, absent a Security Council referral. She reiterated serious concern over the Court’s proposed investigation of United States personnel deployed in Afghanistan.
米国代表は、彼女の国は国際刑事裁判所に参加した者の決定を尊重し、次に、参加しないというそれ自身の決定が同様に尊重されると期待したと述べた。いくつかの決議は、裁判所およびそのローマ規程制定への言及を含み、言葉がその機関への締約国と締約国以外を区別しないので、米国は支持できない。彼女の政府は、安全保障理事会付託を欠く、米国とイスラエルを含む、非締約国に対する裁判所の管轄権主張に異議を唱えることを続ける。彼女は、アフガニスタンに配備された米国人員の裁判所による提案された調査について深刻な懸念を再確認した。

The representative of Nicaragua associating with the Non‑Aligned Movement in a general statement, expressed profound concern over the “vicious” practice of adopting selective resolutions in the Third Committee, stressing that human rights issues should be addressed in a global context in a fair and equitable manner that respects sovereignty and non‑interference in State affairs, and is guided by impartiality, non‑selectivity and transparency, considering historic, cultural and other specificities.
ニカラグア代表は、一般声明において非同盟運動に同調し、人権問題が、国政における主権と非干渉を尊重し、歴史的、文化的およびその他の特殊性を考慮して、公平、非選択性、透明性により導かれる、公正かつ衡平な方法におけるグローバルな文脈において対処されるべきであると強調し、第三委員会における選択的決議採択の「悪質な」慣行に対する深刻な懸念を表明した。

The representative of Austria, on behalf of the European Union and Japan, introduced the draft resolution, recalling the ongoing diplomatic efforts to advance peace and security on the Korean Peninsula. A better future for the Democratic People’s Republic of Korea can be achieved by urgently addressing its human rights situation. Among many concerns, he cited torture and ill‑treatment in detention facilities, hunger leading to malnutrition, and violation of women’s rights. The draft is still of utmost importance as the situation is very serious.
オーストリア代表は、欧州連合日本を代表して決議草案を提出し、朝鮮半島に対する平和と安全を進めるための進行中の外交努力を想起した。北朝鮮にとってより良い未来が、人権状況に緊急に対処することにより達成することができる。多くの懸念の中、彼は、拘留施設における拷問や虐待、栄養失調につながる飢餓、および女性の権利侵害を挙げた。状況は非常に深刻であるため、草案は依然として最大限に重要である。

The representative of Democratic People’s Republic of Korea “resolutely and totally” rejected the draft, calling it a “product of a political plot of hostile forces trying to overthrow the social system”. He deplored that the European Union and Japan had instigated a confrontation by tabling the text, which is replete with political criticism and fabrications, especially during a time of reconciliation and cooperation. He cited Islamophobia, xenophobia and the worst‑ever refugee crisis in the Union as crimes against humanity. He called Japan a criminal State which had militarily occupied “Korea”, citing the massacre of 1 million people, forced drafting of 8.4 million, and sexual slavery of 200,000 people for servicing the Japanese army as crimes against humanity.
北朝鮮代表は、それを「社会システムを転覆させようとする敵対勢力の政治的たくらみの産物」と呼び、「断固かつ完全に」草案を拒否した。彼は、欧州連合日本が、とくに和解と協力のときに政治的な批判や捏造で満ちたテキストにより対立を扇動したと非難した。人道に対する罪として同連合におけるイスラム嫌悪、外国人嫌悪および最悪の難民危機を挙げた。人道に対する罪として100万人の虐殺、840万人の強制徴用、および日本軍に奉仕するための20万人の性的奴隷制度を挙げ、日本を軍事的に「朝鮮」を占領していた犯罪国家と呼んだ。

The representative of Syria rejected politicization and disassociated from consensus on the draft resolution.
シリア代表は、政治化を拒否し、決議草案に対するコンセンサスから離脱した。

The representative of Japan noted the fifth year of the Commission of Inquiry report describing the human rights situation in the Democratic People’s Republic of Korea as “one that does not have any parallel in the contemporary world”. The Secretary‑General’s report also highlights a continued pattern of serious human rights violations. The abduction of Japanese citizens by the Democratic People’s Republic of Korea is among the gravest of such violations, with most not yet returned home. There is no time to waste in resolving this issue, he said, adding that Japan is ready to overcome mutual distrust.
日本代表は、北朝鮮の人権状況を「現代世界に類のないもの」として表現した調査委員会報告の五年目を指摘した。事務総長の報告書もまた、深刻な人権侵害の継続パターンを強調している。北朝鮮による日本市民の拉致は、ほとんど帰国しておらず、そうした違法行為の最も重大なひとつである。日本は相互不信を乗り越える用意があると付け加え、この問題を解決するのに浪費する時間はない、と彼は述べた。

The representative of Canada, noting the inclusion of new language on gender equality, expressed deep concern over human rights abuses and called on the Democratic People’s Republic of Korea to address its situation and allow the Special Rapporteur to visit.
カナダ代表は、ジェンダー平等に関する新しい言葉が含まれていることを指摘して、人権侵害に対する深い懸念を表明し、北朝鮮に対しその状況に対処し、特別報告者に訪問を許可するよう要請した。

The representative of Burundi, associating with the Non‑Aligned Movement, rejected all country‑specific resolutions and stressed the importance of dialogue.
ブルンジ代表は、非同盟運動に同調して、すべての国別決議を拒否し、対話の重要性を強調した。

The representative of Belarus reiterated her opposition to country‑specific resolutions as they have “no real use” and only create barriers. Recalling the Universal Periodic Review as the instrument for a balanced analysis of human rights situations, she said she will not support the draft resolution and disassociated from consensus.
ベラルーシ代表は、「ほんとうに役立ず」で障壁をつくるだけであるため、国別決議への反対を再確認した。普遍的定期的審査を人権状況のバランスのとれた分析のための手段として想起し、彼女は決議草案を支持せず、コンセンサスから離脱すると述べた。

The representative of Singapore expressed her disagreement with country‑specific resolutions, which are highly divisive. She will abstain from voting on all such texts.
シンガポール代表は、非常に分裂的である、国別決議との意見相違を表明した。彼女はそのようなテキストすべてに対する投票を棄権する。

The representative of Iran deplored the continuation of counterproductive, selective country‑specific resolutions, which contravened the principle of universality. The Universal Periodic Review provides a proper mechanism to address such issues “without naming and shaming” and he disassociated from the draft.
イラン代表は、普遍性の原則に反する、逆効果で選択的な国別決議の継続が遺憾だった。普遍的定期的審査は、「名指しと辱めなしで」そうした問題に対処するための適切なメカニズムを提供し、彼は草案から離脱した。

The representative of the Russian Federation noted his opposition to selective and one‑sided resolutions on human rights situations, which only exacerbate confrontations. The Universal Periodic Review provides new opportunities to establish dialogue, he said, disassociating from any consensus which may be achieved on the draft resolution.
ロシア連邦代表は、対立をさらに悪化させる、人権状況に関する選択的かつ一方的な決議に対する反対を指摘した。決議草案で達成されるであろういかなるコンセンサスからも離脱し、普遍的定期的審査は対話を確立するための新しい機会を提供する、と彼は述べた。

The representative of Myanmar, stressing the Universal Periodic Review is the most adequate instrument to address human rights issues, said his country rejects country‑specific resolutions. There is no one‑size‑fits‑all solution to such problems and he called for genuine dialogue and cooperation to foster the promotion of human rights without politicization.
ミャンマー代表は、普遍的定期的審査が人権問題に対処する最も適切な手段であると強調して、彼の国は国別決議を拒否すると述べた。そのような問題への画一的な解決策はなく、政治化せずに人権啓発を促進するための真の対話と協力を要請した。

The representative of China, emphasizing that differences on human rights should be resolved on the basis of equality and respect, said his country opposes country‑specific human rights resolutions. China disassociates itself from the consensus on the human rights situation in the Democratic People’s Republic of Korea.
中国代表は、人権に関する相違は平等と尊重に基づいて解決されるべきだと強調して、彼の国は国別人権決議に反対すると述べた。中国は、北朝鮮における人権状況に関するコンセンサスから自身を離脱する。

The representative of Bolivia, associating herself with the Non‑Aligned Movement, rejected the instrumentalization of the Third Committee to favour the political interests of some States to the detriment of others. The Committee must not become a platform used to impose political agendas, she said, underscoring the fundamental role of the Human Rights Council and expressing support for all its recommendations.
ボリビア代表は、非同盟国運動と同調して、一部締約国の政治的利益を支持し他を傷つける第三委員会の手段化を拒否した。人権理事会の基本的役割を強調し、その勧告すべてへの支持を表明し、委員会は政治的アジェンダを課すためのプラットフォームにならないようにしなければならない、と彼女は述べた。

The representative of Venezuela rejected the selective adoption of resolutions on specific countries, as it violates the principles of universality, non‑selectiveness and objectivity. The Universal Periodic Review should be prioritized as the ideal instrument to address human rights, he said, dissociating himself from any consensus on this resolution.
ベネズエラ代表は、普遍性、非選択性、客観性の原則に違反しているため、特定の国の決議の選択的採用を拒否した。普遍的定期的審査は、人権問題に対処する理想的な手段として優先されるべきだと彼は述べ、この決議に関するいかなるコンセンサスからも解離する。

The representative of Sudan, introducing an amendment, expressed regret that some try to refer to the International Criminal Court in draft resolutions without any organic relation between its inclusion and the topic of discussion. This has led to polarization, especially as some countries link their humanitarian assistance and cooperation with countries’ views on the Court. The International Criminal Court would not be able to conduct a meaningful judicial process due to its flagrant selectivity. It unduly targets African leaders and it has caused conflicts to worsen in some developing countries, he added, urging delegates to vote in favour of the amendment.
スーダン代表は、修正案を提出し、一部が、決議草案においてその中身と議論のトピックとのあいだにいかなる有機的関係もなしに国際刑事裁判所へ言及しようとすることに遺憾を表明した。これは、とくに一部の国々が国の裁判所に対する見解を人道支援と協力に結びつけていることから両極化を招いている。国際刑事裁判所は、その目に余る選択性のために意味のある司法手続を行うことができない。修正案に支持を投じるよう代表者に強く促し、それは過度にアフリカの指導者を標的とし、一部途上国において紛争悪化をひき起こしている、と彼は付け加えた。

The representative of Austria, speaking on behalf of the European Union, said there are numerous violations of humanitarian law and human rights that serve as reminders of the Court’s relevance. Recalling that the Court’s role is to supplement rather than replace nation judicial bodies, he said peace and justice are complementary. He called on delegates to defeat the amendment.
オーストリア代表は、欧州連合を代表して発言し、裁判所の関連性を再確認するに足る人道法や人権の数多くの侵害があると述べた。裁判所の役割は国家司法機関を置き換えることではなく補完することであることを想起し、彼は平和と正義が補完的であると述べた。彼は代表者に対し修正案を退けるよう要請した。

The representative of Liechtenstein, speaking on behalf of five countries, said operative paragraph 12 has been consensus language for years. The Court has a key role to play in preventing impunity where national courts are unable or unwilling to do so. It is a “cornerstone of the rule of law architecture”, he said, urging delegates to vote against the amendment.
リヒテンシュタイン代表は、五か国を代表して発言し、本文パラグラフ12は何年もコンセンサスの言葉であると述べた。裁判所は、国内裁判所がそうすることができない、またはそうしたくない場合の不処罰防止において重要な役割を担う。修正案に反対を投じるよう強く促し、それは「法の支配構造の土台」である、と彼は述べた。

The Committee then rejected the amendment by a recorded vote of 91 against to 22 in favour, with 44 abstentions, which would have called on the Assembly to delete operative paragraph 12 of the resolution titled “Situation of human rights in the Democratic People’s Republic of Korea” (document A/C.3/73/L.40*).
委員会は、反対91、支持22、棄権44での記録投票により、総会に対して「北朝鮮における人権状況」と題する決議(ドキュメントA/C.3/73/L.40*)の本文パラグラフ12を削除するよう要請した修正案を否決した。

The representative of Japan, recalling that the draft resolution has received wide, strong international support, urged delegates to adopt it by consensus.
日本代表は、決議草案が幅広く強力な国際的な支持を受けていることを想起し、コンセンサスによりそれを採択するよう代表者に強く促した。

The representative of Sudan said his country fully and unequivocally subscribes to the draft resolution’s objectives but opposes the Court’s jurisdiction. The danger it represents is increasingly recognized. He disassociated Sudan from the consensus on the draft resolution.
スーダン代表は、彼の国は決議草案の目標に完全かつ明確に同意するが、裁判所の管轄に反対すると述べた。それが示す危険はますます認識されている。彼は決議草案に対するコンセンサスからスーダンを離脱した。

The Committee then adopted the draft resolution without a vote.
委員会はその後、投票なしで決議草案を採択した。

By its terms, the Assembly would express concern at the precarious humanitarian situation in the Democratic People’s Republic of Korea, which could rapidly deteriorate, and urge the Government to take preventive and remedial action, cooperating with international donor agencies and in accordance with international standards for monitoring humanitarian assistance. It would urge the Government to respect all human rights and end the systematic, widespread and grave violations by implementing measures set out in relevant resolutions of the General Assembly, the Commission on Human Rights and the Human Rights Council, as well as recommendations addressed to the Democratic People’s Republic of Korea by the Human Rights Council in the context of the Universal Periodic Review and by the Commission of Inquiry, the United Nations special procedures and treaty bodies.
その条項により、総会は、急速に悪化する可能性がある、北朝鮮における不安定な人道状況に懸念を表明し、国際援助機関に協力し、人道援助を監視するための国際基準に従い防止および是正措置をとるよう同政府に強く促す。総会、人権委員会および人権理事会の関連決議、同様に普遍的定期的審査の状況における人権理事会、 ならびに調査委員会、国連特別手続きおよび条約機関によって北朝鮮に声明された勧告において示された措置を実施することにより、すべての人権を尊重し、体系的、広範かつ重大な違反を終わらせるよう同政府に強く促す。

The representative of Cuba disassociated from the consensus, invoking his country’s positions against the imposition of selective and politically motivated mandates and resolutions. The draft seeks to protect the Security Council’s power to impose sanctions in situations that do not threaten international peace and security.
キューバ代表は、選択的で政治的に動機づけられたマンデートと決議の強制に反対する彼の国の立場を想起させ、コンセンサスから離脱した。草案は、国際平和と安全を脅かさない状況において制裁を科す安全保障理事会の権限を保護することを目指している。

The representative of Viet Nam reiterated his opposition to country‑specific resolutions and stressed the need to foster dialogue, notably through the Universal Periodic Review. He condemned the practice of kidnapping.
ベトナム代表は、国別決議への反対を再表明し、とくに普遍的定期的審査を通じた、対話を促進する必要を強調した。彼は誘拐行為を非難した。

The representative of the United States, citing the fact‑finding mission’s report, said the regime in the Democratic People’s Republic of Korea is among the worst human rights abusers. With this resolution, the international community will send a strong message that violations should stop.
米国代表は、事実調査団の報告を引用して、北朝鮮における体制は最悪の人権侵害者のひとつだと述べた。この決議により、国際社会は、違反行為は止められなければならないという強力なメッセージを送る。

The Committee then took up a draft resolution titled “Situation of human rights in the Islamic Republic of Iran” (document A/C.3/73/L.42).
委員会はその後、「イラン・イスラム共和国における人権状況」と題する決議草案(ドキュメントA/C.3/73/L.42)をとり上げた。

The representative of Canada, introducing the draft, said reports of the Secretary‑General and Special Rapporteur reveal further deterioration of Iran’s human rights situation. Citing systematic crackdowns on journalists and social media users, as well as discrimination against women and girls, and violations of freedom of expression both online and offline, he said the result of open and constructive negotiations is to be factual and balanced. Noting an oral amendment to operative paragraph 17, he said every country faces challenges in meeting human rights obligations, including Canada. However, the situation compels the Committee not to remain silent and he encouraged all States to support the draft.
カナダ代表は、草案を提出し、事務総長と特別報告者の報告は、イランの人権状況のさらなる悪化を明らかにしていると述べた。ジャーナリストやソーシャルメディア・ユーザーに対する体系的な取り締まり、同様に女性や少女に対する差別、オンラインとオフライン両方の表現の自由の侵害を挙げて、オープンで建設的な交渉の結果は事実に基づきバランスがとれていると述べた。本文パラグラフ17への口頭修正を指摘し、カナダを含む、すべての国が、人権義務を満たすことにおいて課題に直面していると述べた。しかしながら、状況は沈黙しないことを委員会に強いており、彼は草案を支持するようすべての締約国に奨励した。

The representative of Iran said “human rights have no greater adversary than those who abuse them against nations they dislike. For them, victims are not equal.” On 7 November 2018, the United States Secretary of State threatened all Iranians, he said, recalling that weaponizing food and medicine against civilians is a crime against humanity. The dichotomy also applies to democracy; elections in enemy States are considered rigged. “Interference is fine, as long as it is conducted by the powerful and their henchmen”, he said, calling the United States “the worst enemy” of democracy and human rights in the Middle East. Hundreds of social media accounts which expose Israel’s crimes were closed by the United States. In Canada, democracy has been highjacked and violence against women is a systematic problem. Iran has never advocated racial supremacy and will never give up its quest for dignity. The political charade of United Nations decisions is becoming dangerous for those on the ground, he said, underscoring Iran’s belief in dialogue and respect.
イラン代表は、「人権には彼らが嫌う国に対してそれらを濫用する者より強力な敵はない。彼らにとって犠牲者は同じではない」と述べた。市民に対する食糧と医療の武器化は人道に対する罪であると訴え、2018年11月7日に、米国国務長官は、すべてのイラン人を脅迫した、と彼は述べた。二分法は民主主義にも適用され、敵国における選挙は操作されたとみなされる。米国を中東における民主主義と人権の「最悪の敵」と呼び、「力のある彼らの取り巻きによって行なわれてさえいれば、干渉は問題ないのだ」、と彼は述べた。イスラエルの犯罪を明らかにする何百ものソーシャルメディア・アカウントが米国によって閉鎖された。カナダにおいては、民主主義がハイジャックされており、女性に対する暴力は体系的な問題である。イランは人種至上主義を決して提唱せず、尊厳の追求をあきらめることは決してない。イランの対話と敬意における信念を強調し、国連の決定の政治的魅力は現地の者にとって危険になっている、と述べた。

The representative of Syria reiterated his rejection of politicizing human rights, noting flagrant double standards. “It is ironic that certain States submit politicized resolutions”, he said, recalling that the United States left the nuclear agreement. Stressing that confrontation and hostility do not achieve common objectives enshrined in the Charter of the United Nations, he cited the principle of national sovereignty and non‑interference. Human rights issues are employed to weaken credibility of Member States, he said, calling the draft resolution a waste of time. He will vote against it and encouraged others to follow suit.
シリア代表は、憂慮すべき二重基準を指摘し、人権の政治化の拒否を再確認した。 米国が原子力協定を脱退したことを想起し、「特定の締約国が政治的決議を提出するのは皮肉である」、と彼は述べた。対立と敵意が国連憲章において制定された共通の目標を達成しないことを強調し、彼は国家主権と非干渉の原則を引用した。決議草案を時間の無駄と呼び、人権問題が加盟国の信頼性を弱めるために用いられている、と彼は述べた。彼はそれに反対し、あとに続くよう他に奨励した。

The representative of the Russian Federation in a general statement underscored the counterproductive nature of country‑specific resolutions, as they have nothing to do with defending human rights. The Russian Federation will vote against the draft.
ロシア連邦代表は、一般的声明において、人権擁護とは何の関係もないため、国別決議の逆効果な性質を強調した。ロシア連邦は、草案に反対を投ずる。

The representative of the Democratic People’s Republic of Korea, associating with the Non‑Aligned Movement, expressed opposition to country‑specific resolutions, as they have nothing to do with protecting human rights and only cause confrontation. Every country has the sovereign right to maintain a political system of its own choice, he said, citing the Universal Periodic Review. He rejected the draft and will vote against it, he said.
北朝鮮代表は、非同盟運動と同調し、人権保護とは何の関係もなく、対立を引き起こすだけであるとして、国別決議に反対を表明した。普遍的定期的審査を挙げ、各国は自身の選択の政治体制を維持する主権があると述べた。彼は草案を拒否し、反対を投じる、と彼は述べた。

[…]

The representative of Saudi Arabia said Iranians suffer under a regime which does not respect human rights, denies freedoms and persecutes religious minorities. He cited killings, detentions and executions, noting that the Ahwaz had not received fair trials. He stressed the importance of voting for the draft resolution, noting that countries have the sovereign right to determine their penal codes. Iran will deviate from all facts before the Committee, he said. “They cannot face the truth”.
サウジアラビア代表は、イラン人は、人権を尊重せず、自由を否定し、宗教的マイノリティを迫害する政権のもとで苦しんでいると述べた。アフワーズは公正な裁判を受けていなかったと指摘し、殺人、拘留、処刑を彼は挙げた。各国は刑法を決定する主権があることを指摘し、決議草案への投票の重要性を強調した。イランは、委員会の前のすべての事実から外れる、と彼は述べた。「彼らは真実に向かい合えない」。

[…]

The Committee then approved the draft resolution by a recorded vote of 85 in favour to 30 against, with 68 abstentions.
委員会はその後、支持85、反対30、棄権68での記録投票により決議草案を承認した。

By its terms, the Assembly would express serious concern, notwithstanding the reduction in the number of executions for drug‑related crimes, at the alarmingly high frequency of Iran’s imposition and carrying out of the death penalty, in violation of its international obligations. It would call on Iran to ensure, in law and in practice, that no one is subjected to torture or other cruel, inhuman or degrading treatment or punishment — which may include sexual violence, and punishments that are grossly disproportionate to the nature of the offence.
その条項により、総会は、イランの罰の驚くほど高い頻度の処罰と、その国際義務違反における、死刑の実施について、薬物関連の犯罪のための処刑数における縮小にもかかわらず、深刻な懸念を表明する。イランに対し、法律上、実際上、誰も拷問またはその他の残酷、非人道的または屈辱的な処遇もしくは刑罰——性的暴力を含む可能性のある、および犯罪の性質に著しく不釣り合いな刑罰を受けないようにすることを確実にすることを要請する。

The Assembly would further call on Iran to release persons detained for exercising their human rights; to consider rescinding unduly harsh sentences, including those involving the death penalty and long‑term internal exile; and to end reprisals against individuals, including for cooperating or attempting to cooperate with the United Nations human rights mechanisms.
総会はさらに、イランに対し、人権を行使することにより拘留されている人を解放し、死刑と長期的な国内追放に関わる者を含む、過度に厳しい判決を撤回することを検討し、国連の人権メカニズムに協力したり、協力しようとすることを含む、個人に対する報復を終わらせることを要請する。

The representative of Japan said she voted in favour of the draft, as Tokyo and Tehran have been holding bilateral dialogues to improve the human rights situation and cooperation with international society. She cited a bill to protect adolescents and children to be approved by Iran’s Parliament.
日本代表は、東京とテヘランが人権状況の改善と国際社会との協力のための二国間対話を開催しているとして、草案の支持に投票したと述べた。彼女はイランの議会によって承認された青年や子どもを守るための法案を引用した。

The representative of Iran said Saudi Arabia’s representative should not lecture his country. Saudi Arabia has “killed any chance for democracy in the Middle East”, he said, calling Islamic State in Iraq and the Levant (ISIL/Da’esh) an offshoot of Saudi extremism, as only they would consider a bus full of children a legitimate target, behead peaceful opponents and label those not of like mind as infidels. Saudi Arabia is a well‑documented repressive bully and a corrupt oligarchy that is committing genocide in Yemen.
イラン代表は、サウジアラビアの代表は彼の国に講釈すべきではないと述べた。彼らは子どもたちでいっぱいのバスを正当な標的とみなし、平和的な反対者の首をはね、同じような考えでない者を異教徒として分類するのみとして、イラクにおけるイスラム国とレバント(ISIL / Da'esh)をサウジ過激派の分派と呼び、サウジアラビアは「中東における民主主義のためのあらゆる機会を殺した」、と彼は述べた。サウジアラビアは、イエメンにおいて大量虐殺を犯している、十分に文書化された抑圧的なごろつきで腐敗した寡頭政である。

[…]

The Committee then took up a draft resolution titled “Situation of human rights in the Autonomous Republic of Crimea and the city of Sebastopol, Ukraine” (document A/C.3/73/L.48).
委員会はその後、「ウクライナのクリミア自治共和国とセバストポル市における人権状況」と題する決議案(ドキュメントA/C.3/73/L.48)をとり上げた。

The representative of Ukraine, introducing the draft on behalf of several countries, said the situation in temporarily occupied Ukrainian territories and the city of Sebastopol continues to deteriorate. Outlining various violations that took place in that region, he said the Russian Federation has ignored numerous resolutions adopted by international bodies — 12 of which by this Committee — that sought to protect human rights. The occupying Power is trying to force residents to support it by using blackmail, intimidation and deportation.
ウクライナ代表は、いくつかの国々を代表して草案を提出し、一時的に占領されたウクライナ領土とセバストポリ市の状況が悪化し続けていると述べた。その地域で起こったさまざまな違反を概説し、彼は、ロシア連邦が、国際機関による人権を保護しようとした多数の決議——その12はこの委員会による——を無視したと述べた。占領軍は、恐喝、脅迫および追放の使用により住民にそれを支援するよう強制している。

[…]

The representative of the United States said her country does not recognize the Russian Federation’s purported annexation of Crimea. That country’s tactics reportedly have included extrajudicial killings, physical abuse, torture and deportation, she stated. Nearly all independent media and civil society have had to flee the peninsula, and those that remain operate at great risk. The situation calls for continued scrutiny by the Third Committee and the General Assembly.
米国代表は、彼女の国はロシア連邦のクリミア合併を認めないと述べた。その国の戦術には、超法規的殺人、身体的虐待、拷問および追放が含まれていると伝えられている、と表明した。ほぼすべての独立メディアと市民社会が半島から逃げなければならず、残るそれらは大きな危険にさらされて操業している。状況は、第三委員会と総会による継続的な精査を必要としている。

[…]

The representative of Georgia said the situation is alarming because these territories continue to suffer great violations of human rights. Condemning the occupation, he stressed that the occupying Power has the responsibility to guarantee the human rights of the citizens of the territory under its control. He urged others to uphold human rights and the United Nations Charter.
ジョージア代表は、これらの領土が大きな人権侵害に苦しむことが続いていることから、状況は急を告げていると述べた。占領を非難し、彼は、占領軍が、その支配下にある領土の市民の人権を保証する責任を負うと強調した。人権と国連憲章を支持するよう他に強く促した。

The representative of the Russian Federation said the draft resolution is another attempt by some countries to use Ukraine — which is torn by internal conflicts — to lob false accusations at his country. Human rights are the last topic that interests authorities in Kiev, he said, stressing that the draft’s authors falsely present the situation in Crimea as an armed conflict despite the fact that no one in the Russian Federation intends to wage war against Ukrainians, their “ethnic brethren”. The Republic of Crimea and the city of Sebastopol are Russian regions, and they are thriving, he assured, urging delegates to vote against the draft resolution.
ロシア連邦代表は、決議草案は、彼の国で虚偽の告発を投げ入れるためにウクライナ——内部紛争によって引き裂かれた——を使用する一部の国々による別の試みだと述べた。草案の著者が、ロシア連邦における誰もがウクライナ人、彼らの「民族的同胞」との戦いをしようとしない事実にもかかわらずクリミアにおける状況を武力紛争として誤って提示していることを強調し、人権はキエフにおける当局が関心を持つ最後のトピックである、と述べた。決議草案に反対を投票するよう代表者に強く促し、クリミア共和国とセバストポリ市はロシアの領域であり、繁栄している、と断言した。

The representative of Azerbaijan, making a general statement, said his country supports Ukraine’s territorial integrity within internationally recognized borders. He called for the settlement of all conflicts through political dialogue, in line with international law.
アゼルバイジャン代表は、一般声明を行ない、彼の国は国際的に認知された国境内でのウクライナの領土保全を支持すると述べた。国際法に沿った、政治的対話を通じ、すべての紛争の解決を要請した。

The representative of the Democratic People’s Republic of Korea said his country opposes country‑specific resolutions, which do nothing to genuinely promote and protect human rights. The Universal Periodic Review is the appropriate mechanism to assess the situation in all States on an equal basis, he stated.
北朝鮮代表は、彼の国は人権を真に促進し保護することを何もしない国別決議に反対すると述べた。普遍的定期的審査は、すべての締約国における状況を対等に評価するための適切なメカニズムである、と彼は表明した。

[…]

The Committee then adopted the draft resolution “L.48” by a recorded vote of 67 in favour to 26 against, with 82 abstentions.
委員会はその後、支持67、反対26、棄権82での記録投票により決議草案「L.48」を採択した。

By its terms, the Assembly would urge the Russian Federation to uphold all its obligations under international law as an occupying Power; take all measures necessary to bring an immediate end to all violations and abuses against residents of Crimea; revoke all discriminatory legislation; and hold accountable those responsible for those violations. It would also call on the Russian Federation to ensure the proper and unimpeded access of international human rights monitoring missions and human rights non‑governmental organizations to Crimea, including all places where persons may be deprived of their liberty, recognizing that the international presence in Crimea is of paramount importance in preventing further deterioration of the situation.
その条項により、総会は、占領軍として国際法のもと、すべての義務を守り、クリミア住民に対するすべての違反や虐待を即時に終了させるために必要なすべての措置をとり、すべての差別的法律を取り消し、それらの違反の責任を負う者の説明責任を負わすようロシア連邦に強く促す。また、クリミアにおける国際的プレゼンスが状況のさらなる悪化防止において極めて重要であることを認識し、ロシア連邦に対し、国際人権監視団と人権非政府組織に、人が自由を奪われる可能性があるすべての場所を含む、クリミアへの適切かつ妨げのないアクセスを確保することも要請する。

[…]

The representative of Ukraine, making a general statement, said the Second World War did not last four years, but rather seven years, contrary to what the representative of the Russian Federation stated while comparing it to the situation in Crimea.
ウクライナ代表は、一般声明を行ない、クリミアの状況と比較しながら、第二次世界大戦は、ロシア連邦代表が表明したことに反し、四年ではなく、むしろ七年続いたと述べた。

The Committee then took up the draft resolution titled “Situation of human rights in the Syrian Arab Republic” (document A/C.3/73/L.50).
委員会はその後、「シリア・アラブ共和国における人権状況」と題する決議草案(ドキュメントA/C.3/73/L.50)をとり上げた。

The representative of Saudi Arabia, introducing the draft, said Syrians continue to suffer, yet they have not “thrown in the towel” in the face of Hezbollah. He denounced the displacement of 6 million people abroad, and condemned all violations, whatever their source. This resolution calls for the withdrawal of all terrorists and foreign forces in Syria. It calls for dealing with chemical weapons, and cautions against using famine as a weapon of war. This resolution is offered on behalf of all the children who have suffocated under toxic agents, the elderly whose property has been confiscated, women who have been raped by gangs, as well as martyrs, prisoners, the kidnapped and the disappeared.
サウジアラビア代表は、草案を提出し、シリア人は依然として苦しみ続けているが、未だヒズボラを前にして「タオルを投げ入れていない」と述べた。彼は600万人の海外退去を非難し、その出所を問わずすべての違反行為を非難した。この決議草案は、シリアにおけるすべてのテロリストと外国軍の撤退を要求している。それは、化学兵器への対処を求め、戦争の武器として飢饉を使うことに対し警告している。この決議案は、有害物質のもとで喘ぐすべての子ども、財産を没収された高齢者、ギャングによって強姦された女性、同様に殉教者、囚人、誘拐された失踪者に代わって提示される。

The representative of Syria said the political surrealism just heard was “astonishing” and that his colleague standing virtuous is “like Father Christmas, offering illusions to children in their beds”. His counterpart from Saudi Arabia must believe he is “the Ambassador of the Syrian people”. He reiterated Syria’s commitment to Syria, and rejection of all that the draft resolution proposes in its operative and preambular paragraphs. The draft is a political resolution “par excellence” and a sign of flagrant double standards meant to boost the morale of terrorist organizations. Moreover, several co‑sponsors violate human rights in Syria through war crimes and occupation, either directly through coalitions or the financing of activities. Silence is complicity. He called on delegates to vote against or abstain from the draft, as it is a hostile act against Syria.
シリア代表は、ちょうど聞いた政治的シュールレアリスムは「驚嘆すべきこと」であり、善良なる彼の同僚は、「彼らのベッドにおいて子どもにイリュージョンを提供するサンタクロースのよう」であると述べた。サウジアラビアからの彼のカウンターパートは、彼が「シリアの人々の大使」であると信じているに違いない。彼は、シリアに対するシリアのコミットメントを再確認し、決議草案がその本文および前文パラグラフにおいて提案するすべてを拒否した。草案は「卓越した」政治的決議であり、テロリスト組織の士気を高めようとする重大な二重基準の兆候である。さらに、いくつかの共同スポンサーは、同盟や活動資金提供の両方を直接通じた戦争犯罪や占領を通じシリアにおける人権を侵害している。沈黙は共犯である。それはシリアに対する敵対行為であるため、代表者に対し草案に反対を投ずるか棄権するよう要請した。 

The representative of Iran, on procedural grounds, requested a vote on operative paragraph 31, which grants a new mandate to the International, Impartial and Independent Mechanism, without a reference to a main committee. Such work is not within the Third Committee’s purview, he said, citing rule 97 of the Assembly’s rules of procedure that committees shall not introduce new items on their own initiative. He urged others to vote against its inclusion in the draft.
イラン代表は、手続き上の理由で、主要委員会への言及なしに、国際的、公平かつ独立したメカニズムに新たなマンデートを付与する本文パラグラフ31に対する投票を要請した。委員会は自らのイニシアチブで新しい項目を導入してはならないという総会の手続規則の規則97を引用し、そのような作業は第三者委員会の権限の範囲内ではない、と彼は述べた。草案におけるその包含に反対を投ずるよう他に強く促した。

The representative of Saudi Arabia said both speakers were creating confusion and doubt. The paragraph mentioned does not commit anybody or create interference.
サウジアラビア代表は、両方の発言者が混乱と疑念をつくり出していたと述べた。言及されたパラグラフは、誰かに委任したり、干渉を引き起こしたりしない。

The representative of Liechtenstein said that there is no reason for the concern raised by Iran’s delegate, as paragraph 31 does not refer the prevention of armed conflict to the Third Committee. It only asks for the submission of a report.
リヒテンシュタイン代表は、パラグラフ31は武力紛争の防止を第三委員会に委ねていないので、イランの代表者により提起された懸念についての理由はないと述べた。それは報告の提出を求めるだけである。

The representative of Syria said the operational paragraph on which Iran’s delegate requested the vote does not entail any immediate budget implications. However, it will entail financial implications in 2020, which is what the Secretary clarified in his recent statement. This issue will cost $20 million, which will be paid by Member States.
シリア代表は、イランの代表者が投票を要請した本文パラグラフは、予算上の意味合いを直接伴うものではないと述べた。しかしながら、2020年において財政上の意味合いを伴い、それは事務局が最近の声明で明らかにした。この問題には加盟国によって支払われる、2,000万ドルかかる。

The representative of Saudi Arabia said the discussion has turned from surrealism into drama.
サウジアラビア代表は、議論はシュールレアリズムからドラマに変わったと述べた。

The Secretary cited the Assembly’s rule 121, which, subject to rule 119, indicates the sequence of action. He asked Iran’s delegate if it was his intention to call a vote on one or two paragraphs.
事務局は、一連の動作を示す、規則119に従い、総会の規則121を引用した。彼は一つあるいは二つのパラグラフに対して投票を求めることが彼の意図なのかイランの代表者に尋ねた。

The representative of Iran said he wished to call a vote on paragraph 31, with the understanding that addressing the prevention of armed conflict is out of the Third Committee’s purview.
イラン代表は、彼が武力紛争防止に対処することが第三委員会の範囲外であるとの理解により、パラグラフ31に対する投票を求めることを希望したと述べた。

The representative of Syria said that, according to the Secretary‑General’s letter, the Mechanism, from 2019, will cost $19,600. He thus supported Iran’s request for a vote on operational paragraph 31.
シリア代表は、事務総長の書簡によれば、2019年からのメカニズムは19,600ドルかかると述べた。彼はしたがって、本文パラグラフ31に対するイランの投票要請を支持した。

The representative of Saudi Arabia said the $20 million cost relates to the establishment of the Mechanism. The paragraph before the Committee merely requests a report. No report could cost that amount of money.
サウジアラビア代表は、2,000万ドルの費用はメカニズムの設立に関連していると述べた。委員会の前のパラグラフは単に報告を要請している。報告にはその金額の費用はかからない。

The Secretary clarified that delegates will vote on the Committee’s competence to approve paragraph 31. It is not a direct vote on the said paragraph.
事務局は、代表者がパラグラフ31を承認する委員会の権限に対して投票することを明確にした。これは、同項に対する直接の投票ではない。

Following comments by the representatives of Guatemala and the United States, the Secretary again clarified that delegates believing the Committee had the competence to approve paragraph 31 would vote “yes”; those who do not would vote “no”.
グアテマラおよび米国代表によるコメントの後、事務局は、委員会がパラグラフ31を承認する権限を有すると考える代表者が「はい」と投票し、そうしない人は「いいえ」に投票することを再確認した。

By a recorded vote of 88 in favour to 13 against, with 48 abstentions, the Committee approved the measure, and thus, accepted its competence to take action on paragraph 31 of draft resolution “L.50”.
支持88、反対13、棄権48での記録投票により、委員会はその措置を承認し、それにより、決議草案「L.50」のパラグラフ31に関する措置をとる権限を認めた。

The representative of the Russian Federation, making a general statement, said his country resists efforts to transform the Committee into a body that rubber‑stamps country‑specific resolutions. This flawed practice is undergirded by baseless accusations against Syria. The draft’s authors have outdone themselves by requesting that the Committee manage a mechanism on human rights, which falls outside its remit. Adoption of this draft resolution would undermine international efforts to stabilize the situation in Syria, he stated, urging delegates to vote against it.
ロシア連邦代表は、一般声明を行ない、彼の国は、委員会を国別決議にゴム印を押す機関に変える取り組みに抗議すると述べた。この欠陥のある慣行は、シリアに対する根拠のない告発によって補強されている。草案の著者は、委員会が、権限から外れる、人権に関するメカニズムを管理することを要請することにより、自身の限界を超えている。それに反対を投ずるよう代表者に強く促し、この決議草案の採択はシリアにおける状況を安定させるための国際的取り組みを損なう、と彼は表明した。

The representative of Saudi Arabia, in a point of order, said there is no justification to suspend the meeting now.
サウジアラビア代表は、議事進行において、今会議を中断することは正当化されないと述べた。

The Chair said he still has four or five speakers on his list. Further, the interpreters must leave.
議長は、リストに四か五の発言者がまだあると述べた。さらに、通訳者は引きあげなければならない。

The representative of Saudi Arabia replied that some delegations’ obstructionist manoeuvres should not be rewarded.
サウジアラビア代表は、一部の代表団の妨害の策略に見返りを与えるべきではないと答えた。

The Chair said he did not obtain the interpreters’ agreement to continue the meeting. Interpretation being mandatory for formal meetings, he must adjourn until Friday, 16 November.
議長は、会議を続けるための通訳者の合意を得ていないと述べた。正式会合のための通訳が必須であり、11月16日金曜日まで延期する必要がある。


2018年12月1日

*1:スポンサー国(草案ドキュメントによる。以下同):アルバニア、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、ブルガリア、カナダ、チリ、クロアチアキプロスチェコデンマークエストニアフィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャハンガリーアイスランドアイルランドイスラエル、イタリア、日本、ラトビアリヒテンシュタインリトアニアルクセンブルグ、マルタ、マーシャル諸島モンテネグロ、オランダ、パラオポーランドポルトガル、韓国、モルドバ共和国ルーマニアスロバキアスロベニア、スペイン、スウェーデン、スイス、マケドニア旧ユーゴスラビア共和国、トルコ、ウクライナ、英国。

*2:同上:アルジェリアアンゴラアルメニアバングラデシュベラルーシ、ベニン、ボリビア(多国籍国家)、ブルキナファソブルンジ中央アフリカ共和国、中国、コンゴコートジボワールキューバ北朝鮮エリトリアエチオピアギニアカザフスタンラオス人民民主共和国、マリ、ミャンマーニカラグアニジェール、ナイジェリア、パキスタンロシア連邦南アフリカ南スーダンスーダンシリア・アラブ共和国タジキスタントーゴウガンダウズベキスタンベネズエラボリバル共和国)、ベトナムジンバブエ

*3:同上:ボリビア(多国籍国家)、北朝鮮エクアドル、エジプト(イスラム協力機構代表)、ベネズエラボリバル共和国)、ベトナムザンビアパレスチナ

*4:同上:オーストラリア、オーストリア、ベルギー、カナダ、クロアチアチェコデンマークエストニアフィンランド、フランス、ドイツ、アイスランドアイルランドイスラエル、イタリア、ラトヴィア、リトアニアルクセンブルク、マルタ、マーシャル諸島モナコ、オランダ、ノルウェーポーランドポルトガルモルドバスロバキアスロベニア、スペイン、スウェーデン、旧ユーゴスラビア共和国マケドニア、ツバル、英国、米国。

*5:同上:オーストラリア、オーストリア、ベルギー、ブルガリア、カナダ、チェコデンマークエストニアフィンランド、フランス、グルジア、ドイツ、アイスランドアイルランドラトビアリトアニアルクセンブルク、マルタ、マーシャル諸島、オランダ、ノルウェーポーランドポルトガルモルドバ共和国スロバキアスロベニア、スペイン、スウェーデン、トルコ、ウクライナ、英国、米国。

*6:追記)その後態度を転じた。11月28日付 AP の記事参照。