dancept1の備忘録

答弁権のエソロジー

中央日報

第43回人権理事会:ハイレベル・セグメントを継続し20名の高官による演説を聞く

文書番号:HRC20.008E ノート: 日本から尾身朝子外務政務官がブルーリボンバッジを付けて演説。拉致問題に言及し、前日慰安婦問題について発言した韓国に反論。今年は韓国が「日本への直接的な批判を控え」(共同/2月25日)たのを受け、日本側はいつもの「…

第43回人権理事会:ハイレベル・セグメントを継続し、17名の高官から聞く

文書番号:HRC20.004E ノート: 康京和(カン・ギョンファ)韓国外交部長官。三年連続で慰安婦問題に言及(関連エントリ参照)。翌日会合で日本が発言するが、「科学的証拠に根差したものであり続けるための」キャンペーンを呼びかけたりする機知(?)はな…

第74回総会本会議:60の第三委員会決議を採択、社会的平等の広範なテーマをカバーする、先住民言語の国際十年を宣言(北朝鮮決議)/政府主催拉致問題に関する国際シンポジウム

文書番号:GA/12231 ノート: 「国連会合報道およびプレスリリ-ス」ホームページ(英語)より。会合公式記録などはドキュメント公開時リンクを追加する。 「北朝鮮における人権状況」決議( A/RES/74/166 ) 採択は15年連続15回目。決議内容については関連…

第74回総会第三委員会:特定の国の標的化に対する抗議のなか、イラン、ミャンマー、シリアにおける状況に関する5草案決議を承認(北朝鮮決議——日本 vs 北朝鮮 4th ラウンド)

文書番号:GA/SHC/4282 ノート: 決議採択三日目は毎度非難合戦となる国別決議を採択。各国の投票先およびドキュメントのリンク先は下記掲載国連総会ホームページ参照。 フィンランド( EU 代表)提出の北朝鮮人権状況 L.26 は15年連続15回目、昨年同様投票…

第42回人権理事会:(8・9回会合)非自発的失踪ならびに真実と正義に関する双方向対話(韓国と日本による慰安婦問題への言及)/高齢者ならびに開発権に関する双方向対話

文書番号:—— ノート: 真実、正義、賠償および再発防止の保証の促進に関する特別報告者との拡張双方向対話で韓国が慰安婦問題に言及。韓国は「以前の取り組みは被害者中心のアプローチが欠けていたことを謙虚に認めている」云々。日本側も声明で「最終的か…

第41回人権理事会:(18回会合)すべての人権の促進と保護に関する一般討論/サイドイベント「朝鮮半島からの戦時労働者に本当は何が起こったのか:軍艦島の真実」

文書番号:—— ノート: 前日一般討論の続き、NGO が発言。 国際キャリア支援協会から落星台(ナクソンデ)経済研究所の李宇衍(イ・ウヨン)博士が、いわゆる「徴用工」もんだいについて発言。下記サイト掲載の提出文書については関連エントリ 2019-06-26 も…

第33回普遍的定期的審査作業部会:北朝鮮の第三回審査における中国、韓国および日本のコメント

当該会合の UN Web TV(下記掲載リンク先参照)のキャプチャー画像。空席が目立つ。 文書番号:A/HRC/WG.6/33/L.8 ノート: 普遍的定期的審査(UPR)作業部会第33回セッションにおける北朝鮮の第三回審査(2019年5月9日)報告草案/先行未編集版(2019年5月1…

拉致問題解決のための国際協力に関する国連シンポジウム

文書番号:(なし) ノート: 日本側からの発言内容については下記掲載各サイトのリンク先参照。 故オットー・ワームビア(Otto Warmbier)氏の身柄に関する米朝政府間交渉における「身代金取引」についてが報じられた後 *1 、母親のシンディ氏が公に発言/…

第8514回安全保障理事会:紛争下の性的暴力の終結に対する具体的コミットメントを採用するよう全世界の交戦国に要請する決議を採択(慰安婦問題に関する日韓の「応酬」)

文書番号:SC/13790 ノート: 「国連会合報道およびプレスリリ-ス(Meetings Coverage and Press Releases)」ホームページ(英語)より。 4月18日の韓国外交部スポークスマンによる記者ブリーフィングで慰安婦問題について提起する旨発表していた。朝鮮ビ…

第40回人権理事会:テロリズム対策、シリア、イラン、南スーダンおよび北朝鮮に関するマンデートを延長

文書番号:HRC/19/56E ノート コンセンサスによる L.18 北朝鮮人権状況、L.16/Rev.1 南スーダン人権状況、L.29 テロ対策の一方での人権と基本的自由の促進と保護、L.21 児童の権利条約三十周年、L.20/Rev.1 児童の権利の五本含む、提出されたすべての草案が…

第40回人権理事会:食料への権利およびすべての人権の完全な享受に対する対外債務の影響に関する双方向対話/ハイレベル・セグメントに対する答弁権による応答(日本 vs 南北朝鮮連合)

文書番号:HRC/19/11E ノート: 二度目の答弁権も行使して、恒例の北朝鮮 vs 日本、韓国 vs 日本の非難合戦。韓国はハイレベル・セグメントで北朝鮮の人権問題には言及せず(関連エントリ 2019-02-25 02:00 参照)、したがって三つ巴にはならず、日本 vs 南…

第73回総会本会議:総会、53の第三委員会決議、人権領域をカバーする6の決定を採択し、難民に関する画期的なグローバル・コンパクトを支持(北朝鮮決議)/政府主催拉致問題に関する国際シンポジウム

文書番号:GA/12107 ノート: 「国連会合報道およびプレスリリ-ス」ホームページ(英語)より。会合公式記録などはドキュメント公開時リンクを追加する。 「北朝鮮における人権状況」決議( A/RES/73/180 ) 決議の採択は14年連続14回目。昨年に続きコンセ…

第73回総会第三委員会:若者の声が増幅されなければならない、より深い関与の求めのなか第三委員会が社会開発討論を終結するにあたり発言者宣言

文書番号:GA/SHC/4227 アジェンダ: アイテム28:社会開発 アイテム28(a):社会開発のための世界サミットの成果と第二十四回総会特別セッションの実施 アイテム28(b):世界の社会状況ならびに青少年、高齢者、障害者および家族に関する問題を含む、社会…

第96回人種差別撤廃委員会:日本の報告を審査

文書番号:CERD18.20E ノート: 会合は8月16日 15:00 - 18:00 、翌17日 10:00 - 13:00 にジュネーブ国連欧州本部パレ・ウィルソンで行なわれた。UN Web TV で日本語通訳音声の「原語」版が公開されており *1 、より詳細な「要約記録」も発行されるが *2 、プ…

第96回人種差別撤廃委員会:委員会メンバー

下記エントリ続き。 国連人権高等弁務官事務所ホームページ(英語) 「OHCHR | 委員会メンバー」 メンバー名 国籍 任期12月31日まで シウヴィオ・ジョゼ・アウブケルキ・イ・シウヴァ氏Mr. ALBUQUERQUE E. SILVA Silvio José ブラジル 2022年 (委員長)ヌ…

第96回人種差別撤廃委員会:日本の第十回・第十一回連結定期報告の日本政府/NGO 報告

対日審査は8月16日、17日。日本の保守(というか反「リベラル」?)派が大挙(?)意見書を提出した。結論から言うと逆噴射ぎみ。些細なことだが報告にはパラグラフ番号を付与するなどの配慮も必要だろう。報告書等出揃っているようなので、こちらで少しまと…

第38回人権理事会:挺対協、正義記憶財団、ムクウェゲ財団主催によるサイドイベント「武力紛争における性暴力の生存者のための真実、正義および賠償の権利の確保」

文書番号:(なし) ノート: サイドイベント「武力紛争における性暴力の生存者のための真実、正義および賠償の権利の確保」(6月19日16:30 - 18:00、於:ジュネーブ国連ヨーロッパ本部パレ・デ・ナシオン、ルーム V( A 棟)) 挺対協、日本軍性奴隷制問題…

第37回人権理事会:ハイレベル・セグメントを継続し16名の高官から聞く

文書番号:HRC18/006E ノート: 日本も日韓慰安婦合意により相当なダメージを負ったが、ここでもそれなりの政治的効力は発揮。事前にも発言が観測されていた康京和(カン・ギョンファ)韓国外交部長官による慰安婦問題への言及は、聯合ニュースが報じている…

第28回普遍的定期的審査作業部会:日本の第三回審査における中国、韓国および北朝鮮のコメント

文書番号:A/HRC/WG.6/28/L.12 ノート: 今回に限らず作業部会の会議要約は審査報告に含まれることもあり(?)発行されないようなのだが、外務省が報告書の日本語訳を公開するので省略するつもりだった。が、年が明け1月22日になって *1 外務省ホームページ…

第31回人権理事会:年次報告に関する人権高等弁務官との双方向対話における「日韓合意」(慰安婦問題)への言及

文書番号:HRC16/025E ノート: 国連ジュネーブ事務局ホームページ「プレスリリース」より。 高等弁務官は「第二次世界大戦中の日本軍による性的奴隷制度(sexual slavery by the Japanese military forces during World War II)」として日韓合意に言及 *1 …

北朝鮮における人権に関する国連調査委員会の詳細調査報告書における歴史記述

文書番号:A/HRC/25/CRP.1 ノート: (目次) 1. 調査報告書について 2. Ⅲ章/北朝鮮における人権侵害の歴史的・政治的背景 A.植民地時代以前の歴史 B.日本による植民地支配の時代(1910年~1945年) C.朝鮮半島の分断、朝鮮戦争とその後遺症 …